Punsch 37リットル。

あっと言う間に。本当に「あっ」と気がついたら土曜日。

今週は朝10時から夜20時まで授業がぱんっぱんに詰まっていました。久しぶりのランチ設定なし、さらにはその前後にクラスミーティングが追加されるわ、来年のオープンアトリエのグラフィックの締め切りが来るわで、みんな「今の優先なんだっけ!」状態でした。

 

今年の春に「何説明してるか全然わからない〜」とメソメソしたAuto CADの授業が午後から詰め込まれていました。今回は泣いてないけど、やっぱりイマイチわからない。そして最終日に先生に「日本語版のAuto CADならもう少し理解できる気がします…」と言い訳したら、先生大笑い。「確かに言葉の問題で君は苦労してるけど、君にはタレントがあるよ!心配いらないよ〜練習するだけさ〜わっはっは〜」って。タレントのワードチョイスが強すぎる。隣で作業していた友達も爆笑でした。今回は3DーCADで図面を展開するのを勉強していたのですが、卒業までに使いこなせるか不安しかありません。でもCADの先生は大好きです。先生の訛ったドイツ語と私の発音の悪いドイツ語で、私達のコミュニケーションは何周もしますが、大らかで優しい。私にCADのタレントがあるかは定かではありませんが。授業が嫌いじゃないので続けられそうです。先生ありがとう〜。

 

そんな感じで1日3つの授業をぶっ続けで受け続けて、力尽きていた所。友達からお誘い。「今夜Punschを37リットル作るから、遊びに来て!はい、これ住所」

思わず「37リットル??どうやって!」と聞き返しちゃいました。

続きを読む

今年もクリスマス(本気)がやってくる。

今日は久しぶりのポカポカ陽気でした。調子に乗ってアトリエまで初めて歩いたら、道を間違えて朝ヨガに遅刻しました。

 

そう、今日から朝ヨガをアトリエのみんなと始めました〜。なぜならクラスメイトにヨガティーチャーがいるのです。リクエストしたらレッスンしてくれることに。人生3回目のヨガは、自分の体の重さを受け止めきれず、足も手もプルプル、お腹もブルブル。こんなに私の体には筋肉がないのか…と反省しました。そしてポーズを取るにも足が短すぎて、笑った。周りのみんなの手足のあまり具合よ。ちなみに私の足短い話は鉄板です。みんな爆笑。短い手足を振り回した甲斐あって、体ポカポカ、肩も軽くなりました。これからしばらく続けよう〜と大満足の朝でした。

 

引っ越しをして、ヨガまで始めて、なんだか充実感漂ってますが…

クリスマスがやってきます。ケンタッキーの歌じゃ対抗できない本気のやつです。過去にもいくつかクリスマス話書いてますが…。

 

 

今年の議題は3つです。

①アトリエのクリスマスパーティーがある。朗読する本を決めなければならない上に、プレゼント交換でまさかの教授を引いてしまった。

②家族のお家に間借りしているので、プレゼントを用意するか悩んでいる。

③友達カップルとクリスマスを過ごす約束をしているが、料理が決まらない。

 

もう勝手に頑張れよって感じですが、本気で挑まなければならないのです、なぜならクリスマスだから!

f:id:kiikiii:20181205062700j:plain

見てください!これがあればクリスマスマーケットにすら参加できそうです(用途はクリスマスだけじゃありません)。ちなみに一番大きいので30万ほどです。

続きを読む

久しぶりの週末らしい週末。

昨日は9月のルームメイトだった二人が私たちのアトリエを見たいというので、得意げに案内してきました。そして先週頭のプレゼンをトレースするかのように、二人に進行中の作品について聞かれて、つらつら説明。ちなみに彼女の方はセルビアの芸大で教壇もとっているので聞き上手。二人がふんふんと楽しそうに聞いてくれたので、私もわふわふとこれまた得意げに話しました。

 

そのあと2人がアップルプンシュをご馳走してくれて、ここ1ヶ月の互いの近況をシェアしてきました。彼らは2つのスカラーシップで2つのプロジェクトを交互に進めています。1つが報告書を提出し、コンセプトが決まり、あとは物体になるだけ、というところ。もう1つは1月からMQに滞在して2ヶ月で最後の、これまた物体化のフェーズ。1月にはMQのレジデンスにお邪魔して彼女が焼くパンケーキにありつけそうです。

卵と牛乳と小麦粉だけなのに、なぜか驚異のふわふわ感。忘れられない。

 

ちなみに私の統計ではヨーロピアンが言うパンケーキは、日本ではガレットやクレープと括られる薄めの生地にあれやこれやを控えめに包んで食べるやつです。

betterthanramen.net

こんな感じのです。実物の写真が相変わらずなくて申し訳ないのですが、伝統的で一番人気はチョコクリームをたっぷり包んだバージョン。これをセルビアではバーで散々飲んだあとに、締めに食べるらしいです。締めラーメンならぬ締めパフェが登場している日本にもそのうち輸入されるかもしれません…!激甘かよ、くらいたっぷりが肝だそうです。今のところドイツ、リトアニア、フランス、セルビア、スロバキアの友人が作ってくれるパンケーキは全てこのタイプでした。これがブランチで振舞われる場合は中に野菜やチーズ、ハムがメイン。でもやっぱり最後にはヌテラが登場して締め。あ〜食べたい〜!次回は作り方を教わる約束をしています!日本で母に振る舞いたい!

 

今日は朝から日本人の友人が、これまた日本人の画家の方の個展に誘ってくれてお出かけしてきました。すぃ〜っと吸い込まれそうな作品群と雪景色で眼福。誘ってくれた彼女と相まって、とてもリラックスした日曜日のスタートでした。

f:id:kiikiii:20181203082549j:plain

アドベントの1回目の日曜日で教会も賑やか。なんだか日本のしめ縄感ある。

続きを読む

結局また引っ越した。これこそ引っ越し完結(切望)編。

ビザでバタバタ、母のことでバタバタ、そして容赦なくプレゼン。

気がつけばもう12月。あれ、もう1年終わるんだ…早すぎる…。と、1年の締めくくりに今年のトラブルは今年中に片付けるべし!と引っ越しました。このブログをちょっと覗いてくださってる方には「やっぱりね!」と言われそうです。そう、最初からドラマが。笑

 

kiikiii.hatenablog.com

 

 

kiikiii.hatenablog.com

 というわけで、今は新居で一息ついたので、引っ越し完結(切望)編を書き残しておこうと思います。長くなる気配が(いつもですが)プンプンしています。

続きを読む

これは反抗期ではなく自立です。

マイナス6度でひやっとするウィーン。朝から授業を受けて、午後は新しい入居先の大家さんに会いに行き、そして力尽きてデッサンはパスして帰宅。

 

母はひとまず落ち着いてきました。2月に一時帰国するべく、とにかく先延ばしになっているドイツ語試験の日程を決めてきました。ちゃんと受かれば、2月は日本に帰れるし、みんなにも報告できて安心してもらえるし、少し肩の荷もおります。今が勝負。

 

母の入院など知る由もなかった時、ずっと楽しみにしていたパフォーマンスをTQWに見に行ってきました。Meg StuartとTim Etchellsによる”Shown and Told".

tqw.at

 

今年は素晴らしいクラシックコンサートもオペラも演劇も見に行きました。ダンスの公演もいくつか。でもパフォーミングアーツというくくりで、アートピースとして、この作品は本当にエグられました。とてもよかった。ウィーンでは2日間の日程で、オープニングに行ったので公演後のトークも聞くことができました。彼らがすでに全てステージ上で作品として説明しきったことをセオリストがなんだかまどろっこしい、点のずれた言葉で掘り返そうとしていたのについ笑いました。だってMegとTimの「つまんねぇこと聞いてくるな」っていう露骨な顔が非常にチャーミングで。

 

Like boarded up windows, like stone steps, like the sound of voices from a far away room, like the smell of burning, like the way that condensation forms on windows, like searching for something, like searching through rooms.“ — Tim Etchells

 

セメスターメインプロジェクトの中間プレゼンテーションの3日前でした。その時の自分自身の小さなチャレンジにニヤッと微笑んでくれたパフォーマンスでした。MegのI dance. Because it leaves no trace. がさらに私の気持ちをまっすぐに押し出してくれ、そのままプレゼンに挑めました。

続きを読む

せめて後厄ってことにならないかな。

母が知らない間に3週間も入院していた。退院したからと、早朝連絡が入っていて、それを見た瞬間からもう…慌てて電話をして、最悪のケースには至らなかったと言う現状を聞かされた。手術になったら連絡しようと思っていたと言われて、でも、あぁよかったともならない。

 

日本に住んでいていも、同居していたわけじゃないので、下手したら半年に1回くらいしか直接顔を見ることはなかった。つまりは、日本に住んでいたって、同じように知らずに生活していた可能性はある。でも日本では知らせがあればすぐに夜行バスでも、なんでも駆使して会いに行けるだろう。母だって心細い入院中に我慢せずに連絡してきたことだろう。

 

私は今、ビザ更新の審査待ち。その間に前回のビザは切れていて、今は審査中の紙だけ。MA35には問題ない、時間がかかっているだけだ、と言われたけれど(すでに1ヶ月音沙汰がないので聞きに行った)…もし今すぐ日本に帰りたいってなったらどうなるんだろうか…。日本大使館に聞けば教えてくれるんだろうか。他の国の大使館はビザの問題があれば通訳や弁護士を紹介してくれ、ずいぶん親身だなぁと思う話を大学で聞いているけれど…日本の大使館は基本的に移民局に聞いてくれの一点張りらしいという噂しか聞かないので、追い打ちで落ち込むために電話をして尋ねるのも気がひけるってもので…。

 

とはいえ、今回大丈夫だったけれど、ここを境に母は持病をまた一つ発症したことになる。父は数年前にステージ4の癌から奇跡の生還した身体。健康とは言い難い。

 

私は今日も紙とインクと時間を大量に消費しにアトリエに向かい、将来覚えてないだろう音楽で耳を塞ぎ、夜中まで作業していた。朝の電話から胃の痛みは主張を弱めない。

 

30代で海外に飛ぶというのは、人生における最大の後悔と背中合わせだ。

続きを読む

初雪。制作も停滞低気圧。

ウィーンに初雪です。色々なネガティブとポジティブと、つまりはわかりやすい人生の波に呑まれていたら、気づけば冬以外の何物でもなくなりました。帽子と手袋が必要なシーズン到来です。ご旅行に来られる方はニット帽、とても重宝します。気温がマイナスになると髪の毛だけでは限界がありますから。とはいえカナダの極寒に比べれば可愛いものです、もしカナダからいらっしゃるなら(そんな人そうそういない)。ただ意外と室内は暖かいので、着脱できる感じに着込むのがオススメです。セーターの下にいきなりヒートテックよりは、一枚外着的な薄手のものを。

 

ウィーンに来て1年以上が経ち、仕事をしない生活も同じだけ。夏頃から朝目覚めてふと、「こんな無駄なことに苦労して時間を費やしている私って馬鹿だな。そう思われているだろうな、日本の同年代かそれ以上の人には特に。私、将来どうなっちゃうんだろう。経済活動の供給面がないって不安になるんだな」と考えることが多くなりました。カナダ滞在時も後半は同じことを考えていました。目が覚めて、日本と全く違う景色をみると「あぁ外国にいるんだった」と気付かされます。不思議なもので、想像より現実の方が手触りに違和感があったりします。

海外生活って想像より「普通」なんです。

 

そんな初雪の月曜日。お昼に先生とのミーティングが入っていました。メインプロジェクトの進捗チェック。特に希望したわけではないのですが、考え事ばかりしているので心配されたようです。すでにこの1ヶ月半で4回はこれについて話しています。先週「停滞したい停滞期間」なので正直アウトプットしたくないのですが…と、ミーティングのキャンセルを申し出たものの「今の状態を説明してくれればいい、私たち(講師2人)だけだし、ノーストレス!」と言われ、まぁそうか…と。

 

そう思ってお昼にアトリエで作業していたら

「kiki〜調子はどう〜?」

まさかの教授登場。えぇ〜聞いてないぜ。チューリッヒにいたのでは??

oooooooooops!

続きを読む