時間を取るか成長を取るか。感情と作品の距離感。

風が強くて窓が割れるんじゃないかとドキドキ中。本日のウィーンはちらちらと雪が舞っていました。寒さはまだまだカナダ程ではありませんが、友達に脅された通りの風の強さ。デンマークを思い出します。

 

今日はもやもや日記。

 

課題の制作や授業を受けるために本を読む必要に迫られています。

世界中の大学生が同じように迫られていると思います。

 

この2ヶ月半、調べ物があるとサボり心から「日本語版ないかな?」とネット検索する癖がついてしまいました。でもその度に思うのです、こんなことしてて、ここでこの先やってけるのかなぁと。でも夜23時に帰宅して、明日の10時までにギリシャ古典をドイツ語で1冊読めるかって言ったら、読めない。しかも辞書を片手に、結局合ってるかも不明な自己流翻訳になる。そんな言い訳を元につい、日本語版を探してしまいます。

 

ですが、どうにもこうにも、これではダメだと思うのです。(当たり前)

2ヶ月半でペラペラになったら、それはもう天才かもしれません。わかってる!

語学は圧倒的に量をこなさなければいけないと!

東大生(天才)だって量をこなしてるんだって!いや、東大生今関係ないけど!

 

時間を取るか成長を取るか。

 

セメスター留学だったら、もう時間をとりますよ。きっと。でもフルで卒業しないといけないんだから、量をこなす覚悟が必要…。

 

言葉のニュアンスが感覚的に入ってこないと、先生方とのミーティングでもいらないストレスを抱えます。だって「わかる単語だけで理解」してるので、ニュアンスがわからない。言葉だけがずんっと残ってしまうことがあります。

 

以前に、教授は指摘の仕方がうまい、という話をしました。

私の語学力でも明確に、何を言わんとしているのかが伝わってきます。真髄一撃!

教授とのコミュニケーションにストレスはありません。

 

ですが、もちろん他にも先生は沢山いるわけです。

先日、ある先生と個別ミーティング中のこと。

 

私が「ヨーロッパの人(ここでは大学関連の人)が”ヒロシマ”と”フクシマ”を同列に並べて戦争も含めた一つのサイクルとして議論し、作品に落とし込む、その感性が頭では理解できるけど、感情として落とし込めない。ヒロシマの原爆は日本が戦争に加担した結果であり、被害者一編ではない。フクシマにもアメリカとの関係性のなかで危険性を顧みず原爆を海辺に建設したことで被災者以外の立場がある、すなわち戦争を起こす人間の原理的なこと。そういう視点で話していることを、理論としてしか入らない。ヒロシマの原爆ドームで見て聞いたことや、震災時の光景や自分が感じたことを合わせて解釈していくしかない。正直、今は自分の感情と作品との距離感がわからない。」と説明しました。

 

すると先生が「でもこの戯曲上でも、現実世界でもそれは一つのサイクルだから。」

*今回のセメスターでは人災と自然災害が根底にある戯曲を全員が扱っているのです。

 

多分、ニュアンスがもっとわかれば「サイクルだから」という一つの言葉としてぐさっとこなかったかもしれません。もしくははっきり言われたことを、より鮮明に理解し自分の意見をもっと展開できたかもしれない。

 

ただ、今回はその先生の言葉で恐ろしく孤独感を味わいました。

「でも他人事じゃないんだよ、それがたとえ劇場の中で起こることだとしても」という気持ちと「自分の感情はこの分野において必要ないのだろうか。でも芸術って理性的批評発表の場じゃないでしょう?」というもやもやが残っています。

 

最終的には感情論が勝る私は子供なのだろうか?

じゃあ制作する時の感情と作品の適切な距離感ってなんだろう?

 

もう、もやもや。

今の課題に限らない、私の制作スタイルに対するもやもやです。

 

ただ、他の先生には「その感情はギフト」と言われたことがあります。

 

芸術の世界には「制作者」と「作品」と「鑑賞者」がいて、でもそれは一つの世間の中、世界の中で成立する必要があり、その共通言語を探すこと。または発見し提示すること。気がつくこと。それが私の制作スタイル。でもここにきてわからなくなりました。

 

これは言語的なハンデからきているのでしょうか。

霧の中のような会話の中で生まれた悩みなのか、そうではないのか。

 

ウィーンにきて最初の壁にぶち当たっています。

 

f:id:kiikiii:20171210043126j:plain

もやもやが最大限に現れた適当気分転換のコラージュモデル。

精神状態暗すぎ。笑

 

 

 

 

あと1週間でクリスマスホリデー。Wichtelnにクリスマスマーケット。

光陰矢の如し。気づけばあと1週間ちょっとでクリスマスホリデーになります。

クリスマスの予定を問いただされる問題はここウィーンでも健在です。

ちなみにカナダ編はこちら(大したことは書いてない。いつもですが。)

 

kiikiii.hatenablog.com

 

もう1ヶ月前からクリスマスどうするの?とクラスメイトほとんどに聞かれたような気がします。日本に帰らないというと驚かれます。でもどれだけ遠いのか考えれば、帰る人の方が少ないような…と私は思うのですが、それでも帰るだろうくらいにクリスマスは一大イベントなようです。ここでも。

そして日本のケンタッキーの歌を歌うと爆笑されます。鉄板ネタです。笑

 

 

そんな国に住んでれば、毎日授業がぎゅうぎゅうだろうが関係ないのです。

すでにクリスマス関連の予定が入ってきました。

 

その1 クリスマスマーケット制覇できるかの会

主に金曜日にぼんやり開催される、ただの街ブラです。今の所4箇所行きました!

食べ物はあんまり変わらないのですが、グリューワインなんかを入れてくれるコップがそれぞれ違います。個人的にはマリアテレジア広場のサンタさんが今の所1番。

写真はラットハウス前、ウィーン中心地では一番大きいようです。スケートリンクもありましたし、人も一番多い気がします。

 

f:id:kiikiii:20171207090940j:plain

これは道路を挟んで向かいのブルク劇場からの写真。最近週1で行っている劇場なので

また来週も写真撮ろうと思います!地味にアーチの上がアドベントキャンドルになってるようです。

 

その2 クリスマス会が催される。そして初めてのWichteln (ヴィヒテルン)

休暇前の授業最終日の夜はクリスマスパーティーが開催されます。

先生方のご家族も参加とあって、お賑わいのようで、なんと明日はこの超多忙の中クラスミーティングが開催されるほどの熱の入れようです。本気すぎる。

さらに、昨日友達からくじ引きを持ちかけられました。友達の説明によると、ドイツ(オーストリアも?ドイツ語圏?詳しくわかりませんが)のWichteln (ヴィヒテルン)と言うプレゼント交換をやろう!とのこと。くじ引きで引いた人当てのプレゼントを用意して交換するそうです。誰のを引いたかは内緒だそうな。そんなこんなで週末にプレゼント探しです。引いた人が今セメスター卒業予定とあって全く接点がなく途方に暮れています。Wichteln (ヴィヒテルン)専門店ないかな。笑

 

その3 クリスマスをスルーするなんてありえない!の会

予定がなく、家族と離れて暮らす私にみんなが優しすぎます。そう、彼らの価値観でクリスマスに一人なんてありえない!!というわけで「私は家に帰るけど、その前にクリスマスをやろう」という誘いがやってきています。

優しい!優しすぎる!何持って行けばいいかわからないけど、優しい!

でもみんなが本気すぎて、私は図書館でウィーン クリスマス で本を検索しそうです。もういっそのことケンタッキー持っていきたい。

 

日本もカナダもデンマークでも華麗にスルーし続けたクリスマス。

楽しかったのはサンタが自転車を運んでいるのを見た小4くらいまでな気がします。

 

しかし、私はいよいよクリスマスと向き合う時がきたようです!

だってウィーンに4年は住むのです、きっと。郷に入っては郷に従う。

 

忙しいなんて言ってられない。今週末はクリスマス市場調査 in ウィーンです!

f:id:kiikiii:20171207093014j:plain

こちらアドベントカレンダー ビールバージョン。

 

 

 

フンデルトヴァッサーに住む友達宅でブランチパーティ。ウィーンらしい休日。

今日は休日を休日らしく過ごせた!自己満足!

 

クラスメイトの友達から、「今週末我が家でブランチパーティーどう?」

と、素敵なお誘い。もちろん「YES! Ja,Jaaaaa!」

 

「じゃあうちの住所書くね。えっとフンデルトヴァッサーっていう名前なんだけどね」

「えっ?家に名前がついてるの?アパートの名前?」

「うん、そう。ここ!」

とグーグルマップを見てびっくり。

 

「え〜!ここに住んでるの?観光名所じゃん〜!」

「そうそう、ひどい時は朝から観光客のフラッシュで起きるよ。行ったことないでしょ?せっかくだからおいでよ〜パンケーキブランチ!」

 

と言うわけで、朝から写真をバチバチとってる観光客に紛れて私も写真撮りました。

 

フンデルトヴァッサー・ハウス
f:id:kiikiii:20171203020301j:image

だいたい私と同い年ぐらいの集合住宅です。フリードリヒ・シュトーヴァッサーと言うアーティストが建築家とともに「植物とともに生きる家」をコンセプトに建てられたもの。まさかクラスメイトがここに住んでるなんてびっくりです。

 

とっても素敵なパンケーキブランチを用意してくれて、他にもう一人クラスメイトの友達とその友達。計4人でたらふくいただきました。そういえば、どの友達にもお呼ばれするときに必ず「アレルギーある?ナッツは?」と聞かれます。私は今まで友達に「嫌いなものある?」としか聞いたことなかったけど、こちらではアレルギー確認が必須のようです。あとはベジタリアンかビーガンかも聞かれます。

私のクラスは結構ベジタリアンが多いので、ホームパーティーでお肉が出てくることはまずないのですが。

 

室内もキッチンからトイレ、バスルームと外観そのままなタイルの装飾。

眺めがいいから、と屋上にも連れて行ってくれて、ちょっとした建物ツアー。そのコンセプト通りの温室のような空間があったり、屋上に木が生えてたり。面白かったです。

 

ただ、彼女の部屋の外には写真を撮るたくさんのツーリスト。家に帰ってくる時間が早いと「写真とってください」って声かけられるから大変だそうな。笑 

 

一緒にお邪魔した友達がこういう面白い家がもっとあってもいいよね、と言うと。

「超ソーシャルだけどね。」と。確かに、と納得しました。

その後、美術館とクリスマスマーケットへ行く3人と分かれて、私は靴探しの旅へ。

思えば、ウィーンでは画材と食料以外買い物をしたことがなかったのです。

寒さに強くなったとはいえ、雨漏りする靴しか持っておらず、しかもなぜかマフラーと手袋を日本に忘れてきてしまいました。ドジすぎる。

 

今週の初雪を体験し、この装備ではさすがに冬は越せない!ちょうどセール中だったのでお得に2足買い足しました。これで次回のハイキングにも参加できます。

そしてスーパーへ。我が家の最寄のスーパーは日曜日は全てクローズ。土曜日は食料確保の日であります。スーパーで謎の豆腐を買うか悩む。

f:id:kiikiii:20171203021304j:plain

スモーク豆腐?もしかして豆腐って読まないのだろうか。深まる謎。友達に聞いてから挑戦しようと思います。不思議なものといえば他にも。

 

f:id:kiikiii:20171203030839j:plain

ココナッツジュース。パッケージがストレートすぎる。笑

 

本当はアトリエに寄るつもりでしが、たまにはこんな日もいいかと。

う〜ん、なんか休日っぽい!

 

パルメンハウスでケーキ。リハーサル見学。そして能楽エキスパート。

9週目。あっちへ行ったりこっちへ行ったり。さすがに毎日21時終わりの授業は中々。今日は金曜日なので、例に漏れずパーティーのお誘いがありましたが、恐ろしく眠たいのでごめんなさいしてきました。

 

昼寝してくれば?って言われたけど、もう朝まで起きれないと思う。笑

 

そういえば、私、なんの専攻なのかさっぱりお話したことありませんでした。

話せば身元がバレますが。Art and Architecture Scenographyが私の専攻です。

そんなこんなで、頻繁に劇場に行っているのです。

 

今週は2週間後にプレミアを控えた演劇のリハーサルへ先生が連れて行ってくれました。彼女はベルギー人、泣く子も黙るアントワープ王立芸術アカデミーのご出身。しかもアントワープ6の、まさにそんな時代。人柄もスウィートで作風も素敵、いつもレクチャーは大人気です。

 

すでに通しリハーサル中だったのですが、この演劇、上演時間3時間半!しかもかなりアブストラクトな情景の中で繰り広げられるので、私のドイツ語では内容をキャッチするのがもう大変。でもプレミアが楽しみです。それまでに原作読まなくては。

 

リハーサル後に、ビザがおりたお祝いに友達とカフェへ!

パルメンハウスでケーキを食べました。温室なので天井も高くて素敵な空間。

今ならすぐ近くでクリスマスマーケットもあるし、旅行でいかれる方も多そうです。

Palmenhaus – Cafe Brasserie Bar

ウィーンでケーキ食べるの初めてでウキウキ。

f:id:kiikiii:20171201051652j:plain

上からメレンゲ、クリーム、ベリーのタルト。甘すぎず美味しかったです。

友達のザッハトルテも一口もらいましたが、結構甘かったのでクリームつけたほうがいかもしれません。ザッハについてくるクリームは甘くないらしいので。

 

なんか、あっ私ウィーンっぽいことしてる、今日。と思いました。笑

 

 

そしてバタバタと気がつけば金曜日。今日は戯曲の先生が日本演劇と文学、とりわけ能について、なんと8時間のレクチャー!ドイツやフランス、ここウィーンでもとりわけドラマトゥルグのプロたちは「能」にただならぬ関心があるようです。もともと、能について翻訳された本がとても良くできていたことと、「禅」がインターナショナルな観念として広まったことが関係しているんでしょうか。

 

幸い、私もとても「能」に興味があります。日本の文化史で欠かせない大事なトピック。今日はみんなの目線から眺める「能」が新鮮で面白かったです。

 

まるで能楽エキスパートのように先生も知らないことを聞かれる私。笑

 

日本語で読んだ文献を違う言葉で説明することの大変さを再度痛感。

特に幽玄とか、もうひたすら世阿弥の言葉をストレートにトランスレーションするしか術がないのが情けなく。そして私の知識なんて本や番組からの受け売りなので薄っぺらい。次に日本へ帰った時は、能も歌舞伎も、もっと触れたいなと思いました。

 

 

そんなこんなの9週目。そろそろメイン課題に戻らないといけないので、週末はみんなアトリエに出てくるようです。気がつけば12月。ケンタッキーの歌を口ずさみながらウィーンのクリスマスも楽しみます!

 

【学生ビザ申請】残高証明再提出。私だけじゃないビザの戦いひと段落。ウィーン編。

 初雪ウィーンより。Straßenbahnに乗ったものの、線路の凍結で途中で下されました。初雪にはつきものと友達に笑い飛ばされたKikiです。

 

ご心配をおかけした皆様。

題名通り、無事学生ビザを取得しました!

 

ここまでの道のりは、こちら

 

kiikiii.hatenablog.com

 

kiikiii.hatenablog.com

 

初めてで、かつ周りにEU外でビザを申請していそうな人もいなかった当初。相談相手もなく、ドイツ語も赤ちゃんレベル。そもそも提出書類と引き換えにMA35でもらったレターの意味がわかりませんでした。

 

レターの写真を載せたいところですが、個人情報の塊でしかないので…。

 

・書類のタイトルはEinladung→直訳すると「招待」要は受理しましたよと言う手紙

・真ん中あたりにAB〜日付と時間が書かれています→この日以降に取りにきてね

・そして私の場合は最後にSowie folgende Unterlagenとな。→その時に追加書類が必要

・2枚目はビザ申請料金の請求書のようなもの→支払った証明書が必要

 

準備万端だったはずですが、なぜか移民局の情報とは違う金額を請求された私。

Sowie folgende Unterlagenの欄に残高証明の必要金額が明記されてしまいました。

 

これが厄介で、数字を作ったものの、また何かいちゃもんつけられたらどうしよう、とか。そもそも残高証明って何日前のが有効なのかわからず、結局受け取り前日の日付で出しました。なのでそれまで一切銀行のお金に手をつけられなかったのです。友達の誘いもひたすら断り、そもそも落ち込み気味だったのに気分はどんより。

 

ある日とぼとぼ、スーパーに向かっていたらクラスメイトが(もはやどのセメスターでも先輩とか区別なくクラスメイト。笑)どうしたの?と。

そこで、「MA35が〜!!!!」と話し出すと、なんと、彼もビザを取得せねばならないご出身!いろいろとアドバイスをくれました。大学の中にそれ専門の相談窓口があるから、次回はそこに行くといいよ、と。彼も、彼自身必要のない金額をいつも要求されて、同じように数字を作ってはすぐに返金しているとのこと。その後アトリエに戻り先生も加わり、先生が一言「ほんっと意味ない!もう大っ嫌いよそういう事務処理!」と一括してくれました。

 

いや、いろいろ理由があり、ボーダーラインがあるのは理解しているつもりです。

以前、ウィーン出身の知り合いが「オーストリアの法律は誰がやったかではなく、どうして起こったかに基づいているから信頼できる」と言っていたのを思い出しました。この人だから起きた出来事とせず、起きた原因の根絶が前提が故に、学生割引に年齢制限があったり、資金証明が厳しかったりするんでしょう。

 

でも、もう感情論で一言。先生とクラスメイトが「大っ嫌い」って言ってくれてなんだかす〜っとしました。それと同時に、どうにかなってる私はましな方なんだから、と。もっとひどい体験談をいろいろな方のブログで読みました。このくらいで落ち込んでたら申し訳ないだろうよ!!

 

とにかく、私には戦う気力もなく、理由を聞く隙もなく、母に泣きつき(情けない、でもありがとう)MA35へ受け取れるその日に向かいました。

 

また前回のように1階の受付で、レターを見せて番号札をもらいます。

そして1階で待つこと1時間。

呼ばれた部屋で、追加書類とビザ申請料金を支払った証明を見せ(申請料金は書類にいろいろ書いてあって大混乱の末、結局当日6階で支払いました。)無事ビザを受け取りました。

 

疲れた。振り返ると、そこまでのトラブルもなかったのに、疲れました。

 

ちなみに、今日あったドイツ語クラスでフォーマルなメールの書き方をやったのですが先生が「Sieは例えば区役所とか移民局宛に使う、相手が無礼でもね」と言うと、一斉にブーイングが起きました。先生苦笑い。笑

 

結局、みんな同じ思いしながらここで生活してるんだなぁ〜と思いました。

あ〜また9ヶ月後には更新の準備。外国人としての生活の一番のネックはビザですね。

 

 

 

 

【カナダ回想録】ワーホリ前に準備したお金を算出してみた。

カナダ回想録。書いては上げていなかった色々を今更ながらアップするシリーズ。

2016年4月から2017年1月末までの10ヶ月間のワーホリの回想録です。

 

今回のお話はお金をいくら準備したのか編。

 

カナダワーホリへは日本から約90万円ほど準備して行きました。

 

まずは結果論から。ざっくりと何にいくら使ったのか。全て約〜万と思ってください。

 

ワーホリ支出(10ヶ月) 

1.航空券:9万(往路)+7万(復路)

2.保険:16万円

3.空港送迎:8千円

4.学費:28万8千円

5.交通費:11万(8ヶ月フル+エキストラ)

6.家賃:38万7千円

7.食費:35万

8.交際費:6万

9.生活品初期費用:2万

10.その他雑費:15万

11.NY旅費:9万

12.日本で引かれる税金:12万

合計:174万

 

さらに少し詳しく。赤字が準備金です。

1.航空券:9万(往路)+7万(復路)

 帰りの時期が未定だったので、片道だけ買って行きました。1年オープンを早めに購入したほうが安いかもしれません。どちらのチケットも1ヶ月前にフィックスしたので私のは割高だと思います。準備金として16万円。

 

2.保険:16万円

保険は1年分入りましたが、早期帰国の場合はその分返金してもらえるのを選びました。2ヶ月分は後から返金してもらったので結果的には13万強でしたが、最初に16万支払いました。なので準備金としては16万円。

 

3.空港送迎:8千円

これは余分なものです。ただリサーチを怠り、面倒だったので送迎サービスを申し込みました。普通にバスに乗れば千円ちょっとで済んだと思います。準備金8千円

 

4.学費:28万8千円

①$800のフルタイムを2ヶ月=$1600

②$800ドル(週2回×2時間×2ヶ月分)のIELTSグループレッスン

③$800ドルのIELTS個人レッスン(16時間分)

合計$3200×約90円=288,000円

ですが日本からの準備金は①と②の 21万6千円。それ以降はカナダで働いて補填しました。

 

5.交通費:11万(8ヶ月フル+エキストラ)

これは計算が難しいです。だいたい、なんですがこれくらい。トロントに3ヶ月弱、毎週通ったのが大きく膨らみました。ハミルトンだけで生活していれば月$102(約9千円)あれば十分です。最初の約3ヶ月は収入がなかったので準備金としては3万弱。

 

6.家賃:38万7千円

最初の4ヶ月分が$400の家賃でした。そこから引っ越して月$450。

約$4300×約90円=38万7千円

引っ越し時のデポジット$450がかかりましたが、大家さんが全額バックしてくれました。このうち最初の3ヶ月分が準備金$1200×約90円=10万8千円

 

7.食費:35万

1ヶ月約3万5千円ほど。最初の3ヶ月分、10万5千円が準備金。

 

8.交際費:6万

これは友達がほとんどいなかったので、全然かかりませんでした。とほほ。

準備金も特にありません。ちょっとお茶して$5とか、夜バーに行っても$20とか。

 

9.生活品初期費用:2万

タオルを買ったり、お鍋を買ったり。荷物を全然持って行かなかったので、必要最低限のものを最初の月に。なので準備金扱い2万円

 

10.その他雑費:15万

準備金としてはなし。ただスノーブーツが1万円したり、コートも現地で購入し、語学用の本を買ったり、プレゼントや携帯を買ったり。積もり積もってこのくらい。

 

11.NY旅費:9万

現地でアルバイトしたお金を使ったので、準備金としてはなし。

 

12.日本で引かれる税金:12万

収入がバレがちですが、意外と盲点。日本に住んでなくたって前年まで収入があるわけなので日本の口座にお金を残す必要があります。準備金12万円

 

 

というわけで準備金は約92万7千円でした。

 

差額の約81万円は現地でアルバイトで補填しました。7ヶ月少々働いたので、1ヶ月平均収入は約11万です。ただ6月から9月まではフルタイムでもっと貰っていましたし、10月以降は週3日ほどになり8万前後だったように思います。

 

個人的な反省を踏まえると

・航空券は早めに購入し、もっと抑えられた。

・語学学校に行く期間はもっと短くできるならなお良し!(私には無理でした)

 

さらに、言うならスマートサーブを取って、チップが貰える飲食店でアルバイトすればもっと余裕のある生活ができると思います。チップだけで生活して、本給は貯金している子もいました。

 

ワーホリって自由にデザインできるので、いろいろな体験談を聞いて自分と合いそうなプランを立てると楽しいと思います。短期集中で稼いで、その後、アメリカ大陸旅行なんて人もいますしね!

 

f:id:kiikiii:20171128081106j:plain

去年の今頃何してたか探してみたら、トロントでクリスマスツリーを見ていました。

住んでる時は物足りなかったのに、懐かしくなるトロント。もう少し長く住んでたら離れがたくなっていた気がします。

プレゼンの日程にだって意見する。受け身で生活するなんて損だろ精神。

あっという間に9週目。あっという間に1日が終わっていきます。

読まねばならぬ文献と見るべき映画リストがひたすら更新され、全く手を出せません。なぜなら授業で渡される資料を読解するので精一杯。語学弱者、困ったもんです。

 

12月に入って残り3週間でクリスマスホリデーです。

本来であれば来週頭に、コンセプトエッセイの提出、そして再来週に最終プレゼンを予定していました。ですがなんとこちら日程が変更されました。

 

生徒が意見して、最終プレゼン日程が変更。

 

私の学生生活始まって以来の出来事ですが、とにかく生徒が積極的に提案をします。

それは、小さいことから大きなことまで。時にはカリキュラム自体も。

 

よくよく聞くと、もともとは中間プレゼンテーションなるものは、今セメスターまで存在しなかったそうです。プレゼンはセメスター最後の1回だけ。それまで各々どんな方向性で制作しているのか知らずに進んでいたとのこと。

 

私はおそらく、社会人経験があるが上にこの流れは自然だと思っていました。現実の世界で、働いたら、他のスタッフに自分のビジョンを話すまでは基本的に孤独な戦いです。自分自身と対話しながら方向性を決める。自分で決断していく孤独とある程度戦わなければいけません。そしてある程度形が見えたところで、他の芸術チームと共有していきます。

 

なので、ぶっつけ1回のプレゼンに全てがかかっているというのは、リアリティあり。

 

ですが、他の生徒にとってみれば、せっかく同じアトリエで制作しているんだから、お互いにシェアできることはシェアしたほうがより視野が広がるじゃないか!ということのようです。

 

そして、実は先月の中間プレゼンテーション。3分の1の人がコンセプトからの練り直しをくらいました。もしくはコンセプトから第一段階への入り方にダメ出しが。

 

そんな状況、かつ本来の日程までにレクチャーが落ち着く週が1週間もないとあって

複数の生徒が日程変更を提案したというわけです。

 

それが受理されたことも驚きだけれど、その積極性にも驚きます。

まさに受け身なんて損するだけだ!言わなきゃ損だろ!精神です。

 

ただ、それにより、我々のクリスマスホリデーはなくなりました。笑

 

ホリデーあけ翌日にはプレゼンです。とはいえクリスマスは1年でも一大イベントなので2−3日は帰るようですが、丸っと帰ろうとしていた子はとほほ、です。確かに変更の提案をする前に全員への意思確認があったわけではないので、順調に進んでいる子からすれば、うーんっといったところかもしれません。

私は時間が伸びたので、英語のエッセイをドイツ語でも書いてみようと思います。

ちょっと無謀だけど。挑戦だけでも…

 

結局ホリデー中もアトリエでみんなに会うことになりそうです。

f:id:kiikiii:20171128063522j:plain

冬は暖かいアトリエ。夏は地獄だそう。