Amazonみたいな図書館との戦い。

 この4ヶ月、水面下で私は戦ってきました。大学の図書館と。

 

そもそも、何がAmazonみたいなのかというと、本を図書館で閲覧できないんです!本棚がからっぽなんです。貸出希望の資料を図書館のデーターベースで検索し、事前に申請してピックアップする仕組みです。ネットで本を買う要領と一緒です。なんなら検索システムは文字オンリーなので複数候補が出てきてピンとこない時は、自分でコードを引っ張ってネットで調べるという二度手間具合。ナンテコッタ。

 

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化粧とサマーフェス。

久しぶりに、日本に住んでいた振りに、化粧をして出かけました。

 

日本でも、特にメイクアップと呼べるほどのメイク技術は持ち合わせていませんでした。ですが10年社会人をやっていたので、常識的な「化粧してます」的な化粧はしていたつもりです。ファンデーションに口紅、チークにマスカラ。まぁ、化粧で変身した方がいいと提言されそうな地味顔にもかかわらず、メイク技術は一向に上達しませんでしたが。

 

ウィーンに来てから、と言うかカナダやデンマークで覚えてしまった「欧米圏で、かつ学生ならノーメイクでも大丈夫」の名残で、ほとんどお化粧していませんでした。週末の夜に口紅くらい。平日は眉毛書くくらい。なんなら眉毛書かないこともしばしばでした。ファンデーションとおさらばしてから9ヶ月、肌荒れはすっかりなりを潜め、ニベアの青缶さえ塗っていれば乾燥知らずで快適です。

 

きっかけは髪を切ったこと。私は周りの20代とは違い、それなりにお手入れしていかないと御綺麗には見えないのだなぁ〜と思ったこと。年相応に見えることに大賛成ではあるものの、心のどこかに彼らに「おばちゃん扱いされたくないなぁ」と言う気持ちがないと言ったら嘘になります。私は人の目を気にせず生きていけるほど、まだ自立した人間ではなさそうです。そういう、ある種の見栄が消えないので、私は美容院に行きたいし、たまにはお化粧もしようと思い立ちました。ポジティブに考えれば、ファッションを勉強していたので、ファッションがやっぱり好きだと言ってもバチが当たらないかな…。

 

2週間前、ドラックストアでチープなコスメを購入しました。合計しても2千円以下のティーンエイジャー向けのコスメです。それが、今の私には十分だと思いました。

 

さて、スタジオでの作業と授業もあと1週間となりました。7月からは夏休みです。来週末からドイツ研修なのですが、研修が終了したら現地のドイツからみんなヨーロッパ中にバラけます。今週末がクラスのみんながウィーンにいる最後の週末。友達の家で先生も招いてのサマーセメスターお疲れ様パーティーが開催されました。それが今日、私がお化粧して行った場所です。

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いつお邪魔しても素敵なお家です。

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たまには美味しいものでも。

今日はとても涼しい1日でした。アトリエが快適なの何ヶ月ぶり!

早いものでウィーン生活も9ヶ月目に入りました。毎日同じ場所に通う生活なので、だんだん生活圏の美味しいものアンテナも育ってきました。アトリエは観光地にほど近いので、旅行にいらっしゃる方にも馴染みがありそうだと思いちょっとシェアしてみます。前置きとして、私はグルメでもなければむしろイージーパーソンです。大抵のものは美味しくいただけるたちです。そこのところ、ご承知いただければと思います。

 

まず、友達一同絶賛のこちらから。

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オススメはこちら。

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ブリトーボール。約7ユーロ。

お腹いっぱいになります。お米とお豆とアボガドなどの野菜と…チーズなど盛りだくさん。味は薄味で食べやすいです。日本にあったら流行るかはちょっと疑問な感じの味ではありますが、私のお友達一同には「美味しいもの」であります。お店もいつも賑わっています。私は「色々な国の美味しい」に興味があるので、友達にオススメされたものはとりあえずは何でも食べてみます。頻度は月一行くか行かないかですが。7ユーロあったら野菜いっぱい買えるので。笑

詳しいアクセスはホームページでどうぞ。

Locations | Max&Benito

 

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ウィーンで国立大に行ったらおいくら?貧乏でも大学のサポートが手厚い話。

暑い!暑すぎる!体感38度くらいな毎日です。外はそんなことないのですが、アトリエは確実に38度越え、間違いなし。最上階でかつ、建物が1877年頃の設計、施工なので…地球の温暖化を肌で感じます。朝最初にすることは遮光ブライドを下げて日光を防ぐことです。日が入らないだけで多少マシになります…。

最近のアトリエヒット商品はこちら。アフォガードです。今日も暑くてぐったりしてきた頃に友達がどんっとみんなに作ってくれました。アイス生き返る〜。

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でもスプーン全部が食洗機の中で泡まみれ中。「定規でも使って食べて。てへ」って渡されました。えへって苦笑いして、受け取りました。本気だったかもしれない。笑

 

1日の中で、このアフォガードが贅沢品に思えるぐらいの貧乏生活を送っています。でも不思議と気持ちは貧乏ではありません。水道から出る水は冷たくて美味しいし、ブランド物を着る必要も、ジェルネイルをオススメされることも今はありません。

 

もちろん、日本でのそういう贅沢も良いと思います。好きなものを、好きに身に纏えるというのは素敵なことです。手の込んだお洋服も、高い技術のネイルも、素敵なディナー、もちろん好きです。私は、今、そういう環境にいないということです。

 

ではどんな状況なのか?ウィーンの芸大生ってどんな経済状況なのか?

身近なことしかわかりませんが、とにかく質素です。

 

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そういえばドイツ語どうなった part.2

目下ドイツ語と奮闘中です。言語習得の備忘録パート2。

最後にドイツ語についてつらつら書いたのはこちら。

 

kiikiii.hatenablog.com

 そろそろインテンシブコースをどこで取るのか、資金とにらめっこ中です。習得状況は過去の他言語に比べると驚愕のスローペースです。大学の勉強と並行していると言い訳にしたところで…。

 

今現在、私の学習場所は3つ。

・大学のドイツ語クラス

・タンデムパートナー

・スタジオメンバーたちとの日常と授業

 

まずは色々あった大学のドイツ語クラスのお話から。

色々とは?と言う疑問とちょっとした興味がある方はこちら。

 

kiikiii.hatenablog.com

 

現在の状況からご報告しますとスーパーハッピーです!いい表現が見つからず、古いんだかなんだかな表現ですみません。結局1度、2月にかじったA2.2を大学の授業で5月から、復習も兼ねて再挑戦中です。今回の先生がとてもいいです!むしろあの気分屋な前の先生の授業で辛い思いしなくてよかったと(ポジティブすぎますが)思えるくらいです。友達にいい先生な理由を述べたら「基本的に誰もが語学の先生に期待することじゃん!」と言われました。でも知ってるでしょう?誰もが求めるが、見つけるのが難しいということを!!!もし、これから初めて語学を勉強する方がいらっしゃれば、こんな授業をしてくれる先生は個人的にオススメだと思います。

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ウィーン建築。Wotruba Church。

先日、授業でWotruba Churchへ行ってきました。本物が見れるなら現地へ、本人に話が聞けるならスカイプだって繋ぐ、そういう精神により週末返上で授業が開講されています。ただどちらにせよ、このWotruba Churchはいつでも開いているわけではないので土曜日の午後にお邪魔してきました。

 

まずはお写真。今回はちゃんと撮りましたよ!

建築の授業だから堂々とシャッター切れるってもんです。

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写り込んでいるのは、母のように私をお世話してくれる同級生の友人。二十歳なのに驚きの自立心と、ときたまみせる二十歳らしさが可愛い彼女です。

 

さて、メインは建築です。あいにく曇り空で、かつ露出設定を間違えて暗めですみません。個性的な教会です。建築様式でいうと1950年代から70年代のブルータリズム。生のコンクリートの打ち放しですね。Brutalismの授業の一環で見学へ行きました。

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feminism、脇毛、ブラ。

タイトルそのままに、夏のご報告です。下品な話にはならないはず。信念の話です。

 

最近、ドイツ語を勉強する喜びが出てきました。尊敬するアーティストや作家の本をその母国語で理解できることが単純に嬉しいです。日本の皆さんにも馴染みがあろう、そして私が敬愛するピナ・バウシュの言葉を。

 

„Es geht nicht um Kunst, auch nicht um bloßes Können. Es geht um das Leben, und darum, für das Leben eine Sprache zu finden.“
- Pina Bausch

英語にすると

"It is not about art, also not about pure technique. It is about life, and therefore it is about finding a language for life."

-Pina Bauch

 

芸大で勉強していますが「芸術を作ろう」と思っているかと言われれば、違います。

「プロ」を目指しているかと言われると、それも違います。

修練の大切さは身に染みていますが「プロ」になる為ではありません。私は彼女が、ピナが残したこの言葉のように、これが私の人生におけるランゲージなのです。

 

よく「同じランゲージを持つアーティストと組め」というアドバイスをされます。ランゲージとは言語ではなく、表現や信念、何より感覚的なことを指します。例えるならば、教授は私たちに「同じ言語」を見出し、学生として迎えてくれました。学生側も同じく教授の思想や作風から「同じ言語」を期待して、彼女を選んでいます。まるで恋愛のようです。うまくいくこともあれば別れることもあります。現に、狭き門をくぐって合格しようが、スタジオを去る学生はいます。教授が追い出すこともまれにあります。それは、私たちのスタジオに限らず、居るだけでは学生として認めてもらえません。「彼氏」や「彼女」の肩書きの下に多くの時間と行為が積み重なるように、私たちも人生をかけた時間と行為を示す必要があります。

 

私たちの教授は女性です。彼女が選んでくるトピックも女性(一応表記上そう書きます)アーティストが多く、もしくは非常にジェンダーレスです。私は男性的な教育から離れたい気持ちが強かったので、ここはとても居心地がいいです。

 

生徒の比率も、パスポート上なら男女比は女性が多いスタジオです。でも見た目が女性だから、きっとこうなんだというものはありません。同じく見た目が男性だから、どうというのもありません。画一的なものは存在しません。

 

私のスタジオでは脇毛がそのまま、ナチュラルな子が沢山います。

ブラをしていない子もいます。

feminismなのか?あなたはフェミニストなのか?と聞く人もいません。