留学やワーホリ。誰のアドバイスに耳を傾けるべきか。意志を貫くこと。

12月に入ってすっかりグータラ生活です。夏に落ちた体重も簡単にリバウンド。

冬の恐怖は寒さ以上に体重増加な気がしてきました、どうもkikiです。

 

カナダにワーホリに来てから「私も行きたいんです〜」という相談を受けることが増えました。私はワーホリのプロでもなんでもないので、もう知ってることを提供するしかないのですが、ふと渡航前のアドバイスについて考えることがありました。

 

実はデンマークで卒業した学校からも今だに手伝いを依頼されることがあります。

手伝いといっても、日本人の入学希望者から問い合わせが来てるんだけど、どうも英語が怪しいし、デンマーク語は勉強してなさそうなんだけどちょっと学校生活についてアドバイスできない?という先生からのSOSです。学生ビザで渡航するわけですし、語学学校と違って途中でやっぱり別の学校にするわ〜ってわけにはいきません。学費だって事前に全額納入するわけですから、授業に全くついてこれなさそうな生徒を受け入れてしまわないように、という配慮だと思います。

 

 

質問されることやアドバイスすることはだいたいいつも一緒です。

  • デンマーク語ができなくても大丈夫か?
  • 英語でも生活できるか?どの程度の英語レベルが必要か?
  • 授業の様子は?
  • 学校に日本人はいますか?

 

そしていつも決まってお伝えするのは、どうしても行きたいというお気持ちがあるなら、やっていけると思います。ということです。

 

これは私の中で反面教師がありまして。

私もデンマーク渡航前は情報の少なさから藁にもすがる思いで、北欧関連の留学に携わるところへ相談に行きました。その中で、ある北欧留学斡旋業者でとても嫌な思いをしました。その当時、私の中では「デンマークでデザインを勉強したい」という明確な目標がありました。学校もある程度リサーチしていましたが、いかんせんデンマーク語を勉強する機会に恵まれず語学の面で心配がありました。そこでその斡旋業者が詳しいのではないかと思い、問い合わせの電話をしたところ

「あ〜デンマーク語は難しいですから。最低2年は日本で勉強していってください。」

とまるで門前払い。

 

もし、その時私の意志が弱ければ、不安にかられアドバイス通りすぐに行くことを断念したかもしれません。でも私の中でもう行くんだ!という意志は強かった。だから結局は探しに探して、他にデンマークについて詳しい団体を見つけて結局は自分の思いに従ってデンマーク語ゼロの状態で渡航しました。

もちろん、全くわからない言語の中で生活するというのは想像以上に大変でストレスから体調を崩したりもしました。それでもとにかくデザインの学校に入学するんだという気持ちがあったので、必死に勉強して、最終的にはデンマーク語で授業を受け友達ができるまでになりました。

 

結局は自分の気持ちの強さだったと思います。

そして、自分の気持ちを信じてよかったなと今でも思います。

 

ワーホリも同じだと思います。ましてや社会人やギリホリの人なんかはそれなりに日本で築き上げてきたものを一旦お休みさせて来るわけです。例えば30歳で部下もいた状態から、バイトで皿洗いすることもあります。でもそういうこと以上に、というかそういうことではない価値観を発掘できるのがワーホリだと思います。

  • 英語が全然できないけど、どうしよう
  • ワーホリってどうしたらいけるのかわからない
  • 仕事が見つからなかったらどうしよう

 

もう答えは簡単だと思います。

英語は勉強すればいいんです。別にペラペラになれなくてもいいじゃないですか。中学校の教科書から開き直せばいいと思います。

ワーホリの手続きの仕方がわからないなら、留学エージェントに頼ったらいいと思います。お金は少しかかるかもしれないけれど、方法がわからないのであれば分かる人に助けを求めればいいと思います。

仕事が見つかるか不安なら、少し多めに資金を作っていけばいいだけです。どうしても不安なら、日本語だけでもできる仕事がどんな仕事か調べてみるとか。ジャパレスって言ったってレストラン業務がからっきしダメだともちろん雇われないわけですから、試しに日本にいるうちにレストランの日雇いのバイトをしてみるとかね。

 

一番大切なのは、どんな状況でも後悔せずにやり通せる強い気持ちだと思うんです。

 

そこで、皿洗いなんてと思うのか、海外で働けてるよ〜よし、頑張ろうと思えるか。

ちなみに皿洗いは立派な仕事です。ワークライフバランスが重要なんです。自分の中でバランスがいいのであれば皿洗いだって掃除だって銀行員だってみんな同じです。

必要だからその仕事が生まれたんですから。

 

おっと話が逸れましたが

 

私が思うに、海外生活をしたことある人がこれから挑戦する人に「やめたほうがいいよ」ということは稀だと思います。

 

一つだけ私がお話を聞いていて、思うことがあるとすれば

よほどの箱入り、流されやすく、主体性のない性格の場合は注意が必要です。

いきなり自分のコミュニティのないところへ入っていくわけですから、一歩間違えれば危ないところに足を突っ込んでしまうことがあるからです。

例えば、東京育ちならいきなり歌舞伎町に住むというのは選択肢の候補としては稀だと思います。でも土地勘も友達もいない上に自分で考えて選択することができない場合、ふらっとそんなコミュニティに向いてもないのに入ってしまうことがあるかもしれません。実際に、日本や母国でそんなタイプでもないのに流されるままカナダで簡単に手に入るドラッグに溺れちゃう人もいますから。

 

でもそうでない限りは、私は海外生活についてもし聞かれたら

行きたい気持ちがあるときに、特に強く自分の意志を貫けるタイミングで挑戦することをお勧めします。大変である以上にそれは豊かな経験だと思うからです。

 

 

 

 

 

 

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