言語学習スピーキング。話せるようになるには。海外ドラマで勉強編。

東京は夏が帰ってきたようです。湿気にへとへとだったので、太陽が出てカラッとしてくれるとありがたいです。

 

8月に入ってから役所や銀行、警察署に外務省とウィーンVISA申請に関係してバタバタとしています。今思うと、ワーホリビザの発給はとてもシンプルに設計されているんだというのを痛感します。VISA申請も3回目、色々と手間はかかりますが、何とか出発までに揃えられそうです。

 

そんな毎日ですが、色々と忘れないために備忘録ブログも続けていきます!

前回、言語学習のスピーキングスキルの習得について、個人的なプロセスを考察してみました。

 

 

kiikiii.hatenablog.com

 

振り返ってみて気がついたことですが、このプロセスに合う学習方法を日本で実践していました。地道なことだったけれどボディーブローのようにじわじわと効く勉強!

 

海外ドラマを繰り返し見続ける。

 

いや、既聴感!知ってるわ!という突っ込みはこの際そっとしておいて。

個人的な意見ですが、これはとっても効きます。前回の記事でも英語を英語として頭に入れるには「映像付き、シチュエーションありき」がオススメと書いたのですが、留学せずとも、英語が話せる友達が居なくとも、近い状況になれるのが海外ドラマの視聴だと思うんです。

 

私は元々、勉強のつもりで海外ドラマを見始めたのではなく、テレビを持っていなかったので代わりにPCでHuluを契約しました。映画が見たいけど、休みもあんまりないし、TUTAYAも近所にないし、しかもうっかり延滞しちゃうタイプ。そんな時にお~こんなサービスがあったのか!と。

けっしてHuluの回し者ではないのであしからず!

 

そんな、ただ単純に娯楽目的で始まったのですが気がつけば海外ドラマにどっぷりとはまっていました。その期間カナダへ渡航するまでまるっと2年!

ただぼーっと見ていたかというと、まぁ大体ぼーっと見ていたのですが。笑

勉強化していた側面があったのでそこにフォーカス!

 

海外ドラマで勉強編。

①とにかく同じドラマを繰り返し見る

②できれば日常に近いドラマを繰り返し見る

③話を覚えるくらい見たら英語字幕に切り替える

④最終的には英語字幕もOFFにしてみる

 

書き出してみたら、なんの捻りもなかった。

 

①とにかく同じドラマを繰り返し見る

どのくらい繰り返し見ていたかというと、シーズン8くらいまでのドラマを平気で10周くらい見てました。2年ずーっと繰り返し見ていたので、もしかしたらもっと見てたかもしれません。映画でもそうなのですが、ストーリを全部知った上で好きな映画は何度でも見てしまう習性があり、それは海外ドラマでも一緒でした。

オタク気質なんですね、きっと。笑

もう知ってる話なんて、何度も見れないわ!という方はそっとこの記事は飛ばしてください…。なぜなら、この繰り返し見る!がこの勉強方法では肝だからです。

ちなみに「繰り返し見る」と「海外ドラマ」は相性抜群です。海外ドラマは大体40分程度のものが多いと思います。映画だと2時間。さすがに仕事から疲れて帰って、毎日2時間の映画を繰り返し見るのは、しんどいかなと思います。でも40分なら、寝る前にぼんやり見れるし、通勤時間でも見終わるんじゃないかなと思います。とにかく何度も見ることで勉強として効果を発揮していた気がします。もちろん、この時点では英語音声、日本語字幕で楽しみます。そう、まずは楽しむ!いやむしろ、私は10周分まるっと楽しんでましたが。

 

②できれば日常に近いドラマを繰り返し見る

どんなドラマでもいいのか?というと、まぁ繰り返し見れるくらい好きなドラマであることが第一条件ですが、できれば日常に近い設定の方が効果を実感しやすいと思います。サスペンスや医療、科学捜査系もいいのですが初心者には慣れない単語も多いのでちょっとハードル高いかな?と。個人的な勉強用オススメリストは

・デスパレートな妻たち

・THE OC

・アグリーベティ

・セックス・アンド・ザ・シティ

・シャーロック

・スーツ

・ゴシップガール

・ブレイキング・バッド

・ユーリカ

・私はラブ・リーガル

 

全て2016年までに見ていたドラマなので古くて申し訳ないです。

どれも、今もHuluで視聴できるということでは無いのでお気をつけください!!

 

それぞれのオススメポイントを書いてみたのですがとっても長くなってしまうので、記事を分けようと思います。話を戻して続いてその3。

 

③話を覚えるくらい見たら英語字幕に切り替える

覚えるくらい、というのは大げさかもしれませんが要は英語音声、英語字幕になって内容が分からなくてイライラしないくらいまで、ストーリーが馴染んだ頃がストレスも少ないんじゃないかな、ということです。

英語字幕の素晴らしい所は、聞き取れない単語も拾えるし、スペルの確認も出来ます。

ここで大事なのは「すべてを聞き取ろう」としないこと。ぼーっと聞いていても耳につくフレーズや単語が、そもそも使用頻度も多く実用的なんだと思います。

 

大事なことを忘れていました!この海外ドラマ勉強方は私が初級程度で試していたことを、振り返っているので「初心者向け」のHow toです。中級にも上級にも応用できるかは、試していないので不明です。

なのでそんなにストイックにはやりません。なんならぼーっと。

どちらかというと1回の濃さより回数の積み重ねが功を奏したと思います。

 

この段階で、よく聞く言葉で意味が分からないものは辞書を引くことをオススメします。相手は映像、一時停止も巻き戻しも出来るので、辞書が大活躍。

ネイティブ相手の会話では、なかなかそんなことも出来ないので、気になるものはよく調べていました。

 

④最終的には英語字幕もOFFにしてみる

ここでも、ストイックにはやりません。英語字幕をOFFにしてみよっかなぁ~くらいの心持です。自分がどのくらい聞けてるかな、口に出せるフレーズどのくらいあるかなぁ~くらいです。④に関しては別にやらなくてもいいかもしれません。

私の経験で、飛行機の中で映画を英語音声だけで見たというのがあります。英語音声だけど内容が理解できて、作品に感動までした、という経験です。これは結構嬉しかったことを覚えています。自分の成長を感じられるというか。なので、気が向いたら字幕OFFして、作品そのものに没頭してみるのもいいと思います。

 

そんなこんなを2年続けたら、文法書では手に入らなかった所謂慣用表現が多く身につきました。会話の入り口や日常生活では慣用表現が分からないと、「はて?」となることが意外と多いと思います。その部分が強化されるのがこの海外ドラマ勉強方じゃないかと勝手に思っています。

 

そして前の記事に書いたとおり、とにかくコピーして自分のものにする!

真似して使ってみる!

 

 

How sweetとか言ってみる。

 

 日本で仕事しながら英語学習していいた時は中々、机に向かって英文を読むとか、書くとか、習慣化できませんでした。残業が多かったとか、生活の忙しさが言い訳ではあるのですが、大したことない文法書ですら億劫でした。自分で英語が使えるようになりたいって思ってたのに、なんとも勝手なんですが、ほぼ勉強してなかった!

そんな中で唯一英語と触れていたのがこの「海外ドラマ勉強方」でした。

 

まぁ、結果論ですが。笑

  

この方法結構好きかもとなったら、科学系のドラマでも、ドラマ以外の番組でも、とにかく映像と音声が同時に入ってくる媒体でボキャブラリーを増やすのが手っ取り早い学習法じゃないかなと思うわけです。

 

ちなみに最近は海外ドラマ以外に、NHKワールドニュースというアプリで日本と世界のニュースや番組を基本英語ベースで視聴しています。これもとってもオススメなのでまた記事にしたいなぁ。

 

 またまた長々と、大したことないことを。

もう一押しで海外ドラマオススメリストを追記事でちょこっと書いて

この話はここまで~。