今週も気がつけば週末。
今夜は友達の誕生日パーティーです。尻込みしつつもせっかくなので顔だけ出そうかな。金曜日の夜は学生寮(今は学生寮に住んでいる)のパーティールームでパーティーあるよ、とキッチンで教えられ、こちらもSee you laterって言っちゃったからちょっと顔を出してみました。
でも、3秒で帰りました。
もう、こういうパーティーは卒業(そもそも慣れ親しんだこともないけど。笑)したので。。。と言う様子。ハウステクノガンガンで、ミラーボール回ってた。笑
そうか、大学生はやっぱりこうだよね、と我に帰る。
そもそも、学生寮は2棟あって、大学の持ち物ではなくウィーンでは不動産屋?みたいなところが経営しています。なのでウィーンの色々な大学の人が住んでいるのだけれど、私の住んでいる棟はシングルルーム棟だからか比較的静かな人が多い印象。週末の夜中にドタドタ音が聞こえることはあるけれど、基本的にはキッチンで会う人もワイワイする感じじゃない。ちなみに今のところ工学、理系の人が多い感じ。
私のクラスメイト?スタジオメンバーは、まぁ大人(ただの変わり者の集まりかも。笑)なんだということも良くわかりました。ウィーンの大学生はそうなんだと勘違いしかけてた。
みんなでご飯を食べに行っても、ああいう雰囲気にはならない。素敵なバーが好きだし、美味しいワインが好きだし、やっぱり芸術の話と美味しいご飯屋さんの話が好き。音楽や映画の話をしてあの映画のイントロのオーケストラが!と興奮。
なんなら、つるんだりもほとんどしない。いい意味で円満であることを楽しむだけ。
それでも専攻分野の特徴として「対話」と言うのが色濃いので、他の学科に比べると交流が多いと学内留学生が言っていたけれど。アート界隈の人は一人の時間が圧倒的に多くなるので、そんなもんだよね〜と言う話をしたばかりです。
Age is just a number。年齢なんてただの数字さ。
つい3日前。冒頭の誕生日の子の流れから、みんなはいつ生まれなの?と言う話になりました。何歳になるんだっけ?あなた何歳?と。
私の専攻は大方が別に専門分野をすでに学び終えて働いてから入学してくる人も多いので、25歳くらいが平均的な感じ。私は最年長。
冗談めいて「歳言いたくないな〜」なんて言ったら、20歳の男の子にスパッと言われちゃいました。
「ヨーロッパでの年齢なんてただの世間話の1種。聞く方も意味なんかないんだよ。むしろアジア人は若く見えるから俺は羨ましいね。俺なんて28くらいって言われるよ。」と笑い飛ばされました。
28歳には見えないけれど。20歳にも見えない。笑
最近思うことがあります。
私は元々、そんなに人の顔色が気にならない(良くも悪くも)タイプ。
でもウィーンで勉強を初めてからどうも過敏だな、と自分で思うのです。それこそ、年齢言いたくない、なんて初めて思った気がします。そしてふと、それは言葉が喋れないからじゃないか?と思いました。
耳の情報だけでは満足に理解できないので、周りの空気や顔色を伺って解決しようとしているんだと思います。言葉は人を自立させる大切なツールなんだと。
そんなこんなでクタクタにやってきた週末。
今日は朝からスーパーに行って当面の食材を調達。ちょうどクラスメイトに教えてもらったSTRUMと言う飲み物を発見。
これはワインになる前の飲み物みたいなものです。ぶどうが発酵してアルコールが出始めているもの。「美味しいよ、アルコールちょっとだけだしね」と言われたのを鵜呑みにして、帰ってランチと一緒に飲んでみました。
いやいや、もう立派にお酒じゃないか!!
シュワっとして酸味もあり、甘みもあり、でワインではないけれど。
美味しいけど。普通に酔っぱらいました。普段からコニャック飲んでる人に聞いちゃダメだった。笑
おかげで酔っ払って、読まなきゃいけない文献もおざなりです。まだ頭が回ってる。
9月から10月ごろまでの限定で飲めるものらしいです。美味しかったので、量もほどほどに楽しもうと思います〜オススメです。