フライタァーーーグ(両手をあげる)
STRUMを教えてくれたコニャックくんは私の同期で唯一のオーストリアンなので、ウィーンあるあるを教えてくれます。STRUMに続いて、オーストリアには金曜日を表現する(花金とかTGIF的な)決まり文句があるかという話を今日しました。そして冒頭のとおり、両手をあげて喜ぼうぜ!と。笑
金曜日はドイツ語でFREITAGE。
なかなかにハードな今週も終わりました。でも日曜日にみんなで自主ワークショップを開催するので1日あけてまた会います。とはいえ、来週は祝日があるのでちょっと気が楽。いろいろ追いついてないことを進めたいし、何なら生活全般もまだまだ整っていないので、整理したい。まな板欲しい。バスタオルも欲しいし、、。
オペラのチケットも一枚確保してるし、さらにローザスが公演をしているので当日券に並ぼう!と友達と盛り上がっている!みたい!
さて、今週は週通しの授業と、単コマのものと、あとは技術系の授業でシアターのバックステージを見に行ってきた。ちょうど先週ゲネプロで見た演目を上演しているので、とてもわかりやすくて面白かった。そして来週も本番を見に行く。ゲネプロではオーケストラと演出がちょいちょいずれていてバタバタだったけど、さてどうなっているのかとても楽しみ。学生料金で買っても、さらに専攻の先生がそこから50パーセントバックしてくれる。見るべき演目一覧が張り出されていて、その中から最低でも3本は観劇を推進されている。勉強の一部、ということらしいけど、まさかの5ユーロ。。信じられない。あっでも私は大概の学生割引は適用されない。。学生割引はさらに年齢制限もあるのです。友達がなぜかアンフェアだ!と怒ってくれていたけど。笑
話がそれてしまったので学割話はまた今度。
連れて行ってくれた技術系の先生はオフィスが大学のすぐ近く。つい3日前も朝、駅で会って一緒に大学まで歩いた。昨夜リトアニアの劇場から帰ってきた、疲れたよ〜とそこであったドラブルを語っていた。この先生、テクニシャンなので、テクニシャン的に困るデザイナーやアーティストの話の宝庫である。そしてテクニシャンらしく、神経も細かめ。でもよく、ふらっとアトリエに現れては、面白い本を持ってきてくれる。そしてドイツ語の発音がクリアなので聞きやすい。ありがたい。
先週の反省を生かして、「うちで映画見るけど夜どう?」の会にも参加してみた。
そう、友達を作る努力!
フラットシェアをしていると呼び出しベルに本人の名前がないことがあるので、ちゃんと部屋番号も確認したし、ワインを持ってちょっと遅れて参加しました。
着いたら、まだもう一人待っているところで「何も見逃してないよ!」と。
全部で9人、スウェーデン、ドイツ、イギリス、オーストリア、そして私。
着いた時に白熱していたのは、EU問題。先週、オーストリアでも選挙があったのもあるけど、彼らにとってはとにかく大事なトピックス。意見もバラバラ。ただ共通していたのは「愛国心」が「移民問題」にすり替わっているんじゃないか、ということ。
EUって結局何をもたらしてるのか?を1時間は以上話してたんじゃないかと。リアルな話が聞けてとても面白かったし、社会主義の話から最終的に巨像の話へ。
巨像が気になる方はВершина статуи "Родина-мать"画像検索ですぐ見れます。
なぜかどうしてもこの像を見に行きたい願望に取り憑かれてるらしい。
わかるけど、わからない。笑
映画はフランスの同じ監督の20年代と70年代のをそれぞれ。
1本目はストーリーというよりイメージのつぎはぎで、白黒映画。
15分しかないのだけれど、見終わった瞬間、主催の男の子に注がれる視線。
「ん〜〜〜〜〜説明して!」と。
つい意見を求めあってしまうのは性でしょうね。めんどくさい、私たち。
そして気がつけばもう12時前!帰ろう、明日も朝から授業だよ!とバタバタと。
楽しかったです、とても。なんだか、気が抜けて。彼の部屋もとっても素敵で、いいお家だね!と言ったらお部屋ツアーとシェアメイトを紹介してくれました。最上階だったので天井も高くて
「僕ラッキーだよね!」って。
ちなみに彼はとってもスウィートで、日本にいたらモテモテ間違いなし。
リアル王子様感がすごい。中身はもっと王子様なのがすごい。
素敵な雰囲気だったけど、もちろん写真はありません。ひとの家ですしね。
というか、作品関連以外、ウィーンでの写真が全然なくて。記念写真的なものを誰も撮らないって最近気がつきました。何ならSNSもやってる人はほぼいない、やってても投稿ゼロ。「インスタ映え」は嫌味に近い感じです。これは初めてのパターン。
いろいろと興味深い彼ら。
これからも友達作りも怠らずに、円満を楽しめますように〜。