いつも同じような時間に更新しているとそろそろバレる気がしています。
なぜならこの時間になると集中力が切れるから。
ビザ申請いよいよMA35編。
※ビザの申請はケースバイケース。必ず現在の情報をご自身で確認してください。これはただの体験談で、ビザの申請方法を説明するものではありません。
※2021年現在、新しいトラブルを耳にするようになりました。この記事は2017年のものです。MA35の最新の情報を読むようにしてください。(2021.09.13追記)
木曜日に怒鳴られながらも、無事保険に加入した私。
保険の保証期間は翌日からスタート。来週は1週間教授がいるし、いつ大事なレクチャーが入るかわからない…。できれば今週中にすべてを終えたい!
そう思い、怒鳴られた衝撃で落ち込みつつも、帰りの電車内で再度必要な書類が全部あるかリストをチェックしていた。すると気がついた「出生証明書ってなんだ?」
慌てて調べると、どうも必要な書類のよう。しかもウィーンの日本大使館で申請し、翌日には受け取れるらしい。場所もなんと今乗っている2番線に最寄り駅が。
ぐずぐずしている暇はない!落ち込んでてもしょうがない!と日本大使館へ。
場所はこちら。
Schottenring 8, 1010 Wien, Österreich
窓口で「こんにちは」と言われてすごくホッとしました。
提出したのは3点
①申請用紙(大使館でもらえます)
②パスポート
③戸籍謄本
戸籍謄本を預けて、翌日キャッシュで10ユーロ支払い受け取りました。
さぁ、これですべての書類は揃った(はず)。
ビザ申請時に提出した書類一覧
①申請書
ビザ申請のアプリケーションフォームは大学の入学案内にご丁寧にリンクが貼ってあったので、私はそれに記入しました。イミグレーションのホームページを見比べたけれど、正直どれかよくわからなかったんです。
②パスポートサイズの顔写真(カラー)
大学からの案内ではSize between 3.5×4.5 cm。これを横3.5×縦4.5cmと解釈。写真は日本で撮って持って行きました。
③大学の在籍証明書のコピー
大学入学時に発行されたもの。私の大学は外国籍の学生が多いからでしょうか。必要書類は入学時に何も言わずとも入っていました。
④パスポートの全ページのコピー(白黒)
表紙以外すべてのページをコピーしました。ちなみにイミグレーションンのお兄さんはすべてのページを原本と見比べてチェックしていました。「全部あるね」と。
⑤住民票(Meldezettel)のコピー
⑥残高証明書と奨学金給付の証明書のコピー
私は奨学金をいただいているので、奨学金給付生である証明書類を1枚、給付元の財団の方に作成していただきました。書類は英語でしたが問題なかったようです。
残高証明について、大学からの案内には24歳以上の場合は月々889.84ユーロ×12ヶ月分必要とありました。24歳までは491.43ユーロだそうです。
私はBank Austriaなのですがオンラインバンキングから最新の(申請日当日の)残高をプリントできました。ただなんだか、どこにも手書きのサイン等がないことに不安になり、一応朝、銀行の振込などをする機械からも当日の残高証明を出しました。これも別にサインなどないのですが…どちらも提出しました。必要分用意したけど、なぜか再提出を食らっています。辛い…。
⑥家の賃貸契約書のコピー
学生寮契約成立時のコントラクト用紙を持って行きました。
⑦出生証明書のコピー
在オーストリア大使館で出していただいたもの。ドイツ語でした。
⑧健康保険の契約書のコピー
WGKKから貰った、いつ加入したのか、いくらの保険かということが書いているA4ペラ2枚を提出。(これでいいのかかなり不安でした。)
⑨無犯罪証明書(原本)
日本で取得し、アポスティーユ済みのもの。その場で担当者の方が開封し、封筒ごとファイルされました。日本での発行ですが5ヶ国語?とにかくドイツ語も含まれてるものが発行されます。翻訳には出していません。
⑩戸籍謄本+ドイツ語翻訳+アポスティーユ済みのコピー
戸籍謄本を取得→アポスティーユ→ドイツ語翻訳と色々たらい回された私の戸籍謄本。が、しかしなんと「いらないよっ」と一度返された。でも提出したけども。必要だったのか不明です。
すべての書類を持って通称MA35へと行きます。
Magistratsabteilung(Municipal Department)35
Referat Humanitär alt & Erstanträge Studierende
住所はDresdner Straße 93
私が行った日は金曜日、窓口は8:00−12:00
バタバタとした挙句、MA35に着いたのは11:40。
建物の前で警察に事情を聞かれているおじさんを発見、昨日怒鳴られたこと、色々な方のブログでの苦労話を思い出し高まる緊張感…行くしかあるまい、と意気込みいざ突撃!
建物入ってすぐの右手に入り口があります。チケットカウンター風のところでお姉さんんに「学生ビザの申請にきました」と伝えました。
パスポートを見せ、番号札を貰います。アプリケーション用紙記入済みか確認され(記入済み)そこから奥のエレベーターで5階へ上がってね。と言われ通されます。
エレベーターの前にコピー機を発見!コピー機は5階にもありました。コインしか使えないのでコインをお忘れなく。ここで、貰ったばかりだった書類やパスポートのコピーを取りました。
そして5階へ。エレベーター降りて左手のドアを入り、さらに左奥へと行くと待合室のような場所(とても綺麗)で自分の番号が呼ばれるのを待ちます。
さて、ここで気がつきました。
「あれ、私の次の人がもう呼ばれてる?」
そう、私がコピー中にすでに私の番号は呼ばれていた模様です!
なんで掲示板が見える5階でコピーとらなかったんだ私!
ていうか、全部用意してから来ればよかったじゃないか!
MA35は待ち時間が長いと聞いていたので、つい油断していました。
どうしようかとオロオロし、ちょうど部屋から出てきた男性職員風の方に声をかける。
「番号呼ばれたのに気がつかなくて…」ドイツ語出てこなくて英語…
すると「あ〜!オッケー、ちょっと待ってて、対応するから!」と。
そして個室へ。(掲示板には呼び出し番号の横に個室の番号が表示される)
職員さん「オッケー。じゃあとりあえず持ってる書類全部出してね。」
私「はい!」と順番に書類を提出。
聞かれたのは1点だけ。奨学金の支払い時期について。
どの書類も全部目を通していました。
ただ出生証明書と一緒に戸籍謄本を出すと「これはいらないよ。出生証明だけで十分。っていうかどっちもオリジナルだね、返すよ」と
え〜!必要ないの?必要だよね?と軽くパニック。
…
私「コピーあります!」
職員さん「あっコピーあるのね、じゃあ頂戴な」
やっぱりいるのか?どういうことや?
というわけで、最後まで必要なのか、必要じゃないのか不明のまま無理やり提出。
今回、アプリケーション用紙と写真、無犯罪証明書以外はすべてコピーを提出しました。職員のお兄さん、オリジナルは受け取りたくない様子だったので、コピーとオリジナルどちらも用意しておいて良かったです。
15分ほどで書類の確認は終了。
また別の部屋に呼ばれるから、待っててねと言われ、一度部屋を出てまた待合室へ。
そして15分後くらいに別の部屋へ呼び出しが。
部屋に入ると今度は別のお兄さん「英語がいい?」と。
そして両手の指紋を採取し、書類2枚にサイン。
そして発行された用紙を渡される。
2週間後に、用紙を持って、申請料とともに受け取りに来てね!と。
次回は6階だよ!と。
料金は155ユーロ(値上がり?)
用紙をもう一度読み返すと、受け取りは1階。しかも料金は受け取りの5日前までに支払うこと、と書かれていました。全然違うじゃないか〜!
訂正30.11.2017
結局は銀行振込の場合は受け取りから5営業日は見積もり、その場合は1階へと言うことでした。間違った情報でごめんなさい!でもおそらく人によって書かれていることが違うんだと思います!
おっおう!えっ終了?うそ?
とまだ半信半疑ですが、貰った用紙を持ってアトリエに帰りました。
そして友達に用紙を見てもらい、特に問題なさそうだね、と。
ただ、資金証明がまたいるみたいだね、12231ユーロ!
うそでしょ…。2週間後までに、足りない分を集めなければいけません。
どこの誰がそんなにいっぱい持ってるんでしょうか。
日本で書類集めて足掛け3ヶ月。
まだ終わってませんが。
やっと申請できました。あとは2週間後に無事手元にやってきますように。
もう行きたくない…。