プレゼンの日程にだって意見する。受け身で生活するなんて損だろ精神。

あっという間に9週目。あっという間に1日が終わっていきます。

読まねばならぬ文献と見るべき映画リストがひたすら更新され、全く手を出せません。なぜなら授業で渡される資料を読解するので精一杯。語学弱者、困ったもんです。

 

12月に入って残り3週間でクリスマスホリデーです。

本来であれば来週頭に、コンセプトエッセイの提出、そして再来週に最終プレゼンを予定していました。ですがなんとこちら日程が変更されました。

 

生徒が意見して、最終プレゼン日程が変更。

 

私の学生生活始まって以来の出来事ですが、とにかく生徒が積極的に提案をします。

それは、小さいことから大きなことまで。時にはカリキュラム自体も。

 

よくよく聞くと、もともとは中間プレゼンテーションなるものは、今セメスターまで存在しなかったそうです。プレゼンはセメスター最後の1回だけ。それまで各々どんな方向性で制作しているのか知らずに進んでいたとのこと。

 

私はおそらく、社会人経験があるが上にこの流れは自然だと思っていました。現実の世界で、働いたら、他のスタッフに自分のビジョンを話すまでは基本的に孤独な戦いです。自分自身と対話しながら方向性を決める。自分で決断していく孤独とある程度戦わなければいけません。そしてある程度形が見えたところで、他の芸術チームと共有していきます。

 

なので、ぶっつけ1回のプレゼンに全てがかかっているというのは、リアリティあり。

 

ですが、他の生徒にとってみれば、せっかく同じアトリエで制作しているんだから、お互いにシェアできることはシェアしたほうがより視野が広がるじゃないか!ということのようです。

 

そして、実は先月の中間プレゼンテーション。3分の1の人がコンセプトからの練り直しをくらいました。もしくはコンセプトから第一段階への入り方にダメ出しが。

 

そんな状況、かつ本来の日程までにレクチャーが落ち着く週が1週間もないとあって

複数の生徒が日程変更を提案したというわけです。

 

それが受理されたことも驚きだけれど、その積極性にも驚きます。

まさに受け身なんて損するだけだ!言わなきゃ損だろ!精神です。

 

ただ、それにより、我々のクリスマスホリデーはなくなりました。笑

 

ホリデーあけ翌日にはプレゼンです。とはいえクリスマスは1年でも一大イベントなので2−3日は帰るようですが、丸っと帰ろうとしていた子はとほほ、です。確かに変更の提案をする前に全員への意思確認があったわけではないので、順調に進んでいる子からすれば、うーんっといったところかもしれません。

私は時間が伸びたので、英語のエッセイをドイツ語でも書いてみようと思います。

ちょっと無謀だけど。挑戦だけでも…

 

結局ホリデー中もアトリエでみんなに会うことになりそうです。

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冬は暖かいアトリエ。夏は地獄だそう。