【学生ビザ申請】残高証明再提出。私だけじゃないビザの戦いひと段落。ウィーン編。

 初雪ウィーンより。Straßenbahnに乗ったものの、線路の凍結で途中で下されました。初雪にはつきものと友達に笑い飛ばされたKikiです。

 

ご心配をおかけした皆様。

題名通り、無事学生ビザを取得しました!

 

ここまでの道のりは、こちら

 

 

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初めてで、かつ周りにEU外でビザを申請していそうな人もいなかった当初。相談相手もなく、ドイツ語も赤ちゃんレベル。そもそも提出書類と引き換えにMA35でもらったレターの意味がわかりませんでした。

 

レターの写真を載せたいところですが、個人情報の塊でしかないので…。

 

・書類のタイトルはEinladung→直訳すると「招待」要は受理しましたよと言う手紙

・真ん中あたりにAB〜日付と時間が書かれています→この日以降に取りにきてね

・そして私の場合は最後にSowie folgende Unterlagenとな。→その時に追加書類が必要

・2枚目はビザ申請料金の請求書のようなもの→支払った証明書が必要

 

準備万端だったはずですが、なぜか移民局の情報とは違う金額を請求された私。

Sowie folgende Unterlagenの欄に残高証明の必要金額が明記されてしまいました。

 

これが厄介で、数字を作ったものの、また何かいちゃもんつけられたらどうしよう、とか。そもそも残高証明って何日前のが有効なのかわからず、結局受け取り前日の日付で出しました。なのでそれまで一切銀行のお金に手をつけられなかったのです。友達の誘いもひたすら断り、そもそも落ち込み気味だったのに気分はどんより。

 

ある日とぼとぼ、スーパーに向かっていたらクラスメイトが(もはやどのセメスターでも先輩とか区別なくクラスメイト。笑)どうしたの?と。

そこで、「MA35が〜!!!!」と話し出すと、なんと、彼もビザを取得せねばならないご出身!いろいろとアドバイスをくれました。大学の中にそれ専門の相談窓口があるから、次回はそこに行くといいよ、と。彼も、彼自身必要のない金額をいつも要求されて、同じように数字を作ってはすぐに返金しているとのこと。その後アトリエに戻り先生も加わり、先生が一言「ほんっと意味ない!もう大っ嫌いよそういう事務処理!」と一括してくれました。

 

いや、いろいろ理由があり、ボーダーラインがあるのは理解しているつもりです。

以前、ウィーン出身の知り合いが「オーストリアの法律は誰がやったかではなく、どうして起こったかに基づいているから信頼できる」と言っていたのを思い出しました。この人だから起きた出来事とせず、起きた原因の根絶が前提が故に、学生割引に年齢制限があったり、資金証明が厳しかったりするんでしょう。

 

でも、もう感情論で一言。先生とクラスメイトが「大っ嫌い」って言ってくれてなんだかす〜っとしました。それと同時に、どうにかなってる私はましな方なんだから、と。もっとひどい体験談をいろいろな方のブログで読みました。このくらいで落ち込んでたら申し訳ないだろうよ!!

 

とにかく、私には戦う気力もなく、理由を聞く隙もなく、母に泣きつき(情けない、でもありがとう)MA35へ受け取れるその日に向かいました。

 

また前回のように1階の受付で、レターを見せて番号札をもらいます。

そして1階で待つこと1時間。

呼ばれた部屋で、追加書類とビザ申請料金を支払った証明を見せ(申請料金は書類にいろいろ書いてあって大混乱の末、結局当日6階で支払いました。)無事ビザを受け取りました。

 

疲れた。振り返ると、そこまでのトラブルもなかったのに、疲れました。

 

ちなみに、今日あったドイツ語クラスでフォーマルなメールの書き方をやったのですが先生が「Sieは例えば区役所とか移民局宛に使う、相手が無礼でもね」と言うと、一斉にブーイングが起きました。先生苦笑い。笑

 

結局、みんな同じ思いしながらここで生活してるんだなぁ〜と思いました。

あ〜また9ヶ月後には更新の準備。外国人としての生活の一番のネックはビザですね。