ぐーてんあーべん。
金曜日のクリスマスパーティーを経て、クリスマス休暇に突入しました。
日本の社会人のみなさんに申し訳ない!学生生活、休みが多いです。
気を揉んでいたクリスマスプレゼント交換。食べ物が無難だなぁと思いつつ、甘党なのか辛党なのかすら検討つかず。卒業制作の学生とは授業が一緒になることもないので、もう顔しか知らないのです。途方にくれた私は、3年生のクラスメイトからこっそり情報収集に成功。彼女は帽子とアクセサリーのデザイナーだというナイスな情報。
そこで、おしゃれ手芸店を調べて、買いに行きました。ただ、帽子は帽子でもフェルトなのか生地を使うのかがわからなかったので、オランダ産のビューティフルな糸をセットで購入!まだ予算が余っていたので、ロクシタンでハンドクリームも買いました。作業すると手が乾燥しますからね。
悩んだ挙句、喜んでもらえたのでよかったです〜。先生を引いた子たちも中々苦戦。
教授を引いた友達はチョコレートとお手紙をプレゼントしていました。
あとはオススメCDのコレクション、レコード、本。自家製パスタソースやジャムを瓶詰めしていた子もいました。
私がもらったプレゼントもとてもスウィート。彫刻家のセメスター留学中の子で、作品と本をプレゼントしてくれました。作品を送りあう感じ、楽しかったです。
お昼過ぎに授業が終わって、クリスマスツリー買ってくる!とクラスメイトが出かけて行きました。15ユーロのお手頃価格で枝を沢山ゲットして帰ってきました。聞くところによるとウィーンではクリスマスツリー市なるものが開催されるのですが、期間が決まっているそうです。友達曰く「乾燥しちゃうでしょ?」との事。最終的にニューヨークで年始に見たクリスマスツリーゴミになってしまうのか、興味津々です。
クリスマス会はそれぞれが持ち寄った、お気に入りの詩や本の朗読で始まりました。
英語やドイツ語、自分のお国の言葉で書かれたそれぞれ。
私は一度パスしたのですが、最後に「で?ほら!kiki! Bitte!」と。笑
お気に入りの日本語の詩を読みました。「オリジナルサウンド!」と暖かく迎えられましたが、意味不明だったはず。来年はドイツ語か英語にしよう。
プレゼント交換をして、持ち寄りのご飯をビュッフェ形式で楽しんで。
あとはグリューワインを飲んで、ワイワイと。
すると教授がすっと隣へ。
「あなたに一度も言わなかったけど、本当にhard workerだったわ!」と。
3ヶ月目でhard worker認定。
他の先生にも言われた事がありますが、私が彼らのイメージ通りの日本人だったんだと思います。日本人は働き者だと思われている。笑
とはいえ、よくよく考えるとオーストリア人自体がとっても少ないし、ドイツ語ネイティブはほとんどドイツ出身者の私のクラス。ドイツ人が時間に正確できっちりしている、というのも本当だったんだな、と。これまた私のドイツ人像そのままでした。
お互いに、そんな事を思っていたんだなこの3ヶ月。笑
私のクリスマス休暇は明けのプレゼン準備とドイツ語強化週間です。
ただ、クラスメイトたちはほとんど土曜日の早朝の飛行機で母国かヨーロッパ旅行へ出かけて行きました。みんなもプレゼンがあるので年末にはウィーンに帰ってくるようですが、しばらくアトリエは静かなのかもしれません。