ファーストセメスター終了。そういえばドイツ語どうなった。

月曜日にファーストセメスターが終了しました。あっという間でした。セメスターホリデーに入った途端、風邪気味です。人間の身体というのは正直ですね。ゆっくり寝られるのですぐに治るであろうと思います。おそらく小さな子供がいる先生たちが軒並み引いていた風邪をもらったのでしょう。今日のドイツ語の先生も鼻風邪気味でした。「オーストリアでもインフルエンザは流行っているの?」と聞いてみたところ「まぁ〜ねぇ。でも予防接種を必ず受けましょうっていう感じじゃないよ。私は受けないし」とのこと。気になるなら大学で受けれるところ紹介してくれるんじゃないか?と。

 

この語学力で病院に行く勇気はありません。笑

 

そう、病院にもいけない語学力。

 

笑い事ではないのですが、笑える。

タイトルの通り、そういえばドイツ語どうなったか。

 

 

日常では、単語や数字が拾えるようになりました。買い物、駅のアナウンス、整理整頓された授業なら6〜7割。ミーティングも主題がわからない、と言うことはなくなりました。「何について議論しているか」を外さずに理解できるようになりました。メールを書いたり、読んだりもまだゆっくりですがドイツ語になりました。

 

ドイツ語クラスの授業を受けて2ヶ月。

今セメスターで受けていたA1は無事単位をもらい、評価も貰えました。でもA1ではあげた通り日常会話もまだまだです。特にスピーキングとライティング。

 

セメスター中に語学の勉強時間を捻出するのに苦労したのもあって、この休暇中は集中してA2を一気に終わらせることにしました。大学の先生にも次のセメスターではB1のクラスを取りたいと直談判。2月中にA2終わればOKと許可をいただいたので俄然やる気を出したい!出したいのですが!

 

ドイツ語の格変化とRの発音にうんざり気味です。どうしてよドイツ語…。

ここまでくると、なんて英語はシンプルな言語なんだと思わされます。ドイツ語が世界のスタンダードになることはないだろうという不思議な確信だけが強くなります。おっと気をぬくと文句が…。

どうしてこんなに焦り気味なのかというと理由は二つ。マストで9月までにB2の語学証明書を大学に提出しなければならないこと。そしてもう一つは次のセメスターからの必須科目。パフォーマンスの先生の語彙が哲学者レベルであること。この先生についてはネイティブの子たちも「私ってなんてバカなの」と思わされるほど知的な会話と授業を繰り広げてくるのです。みんなが口を揃えて全く同じ感想を言うのでビビってます。どうしよう。ただ、語学証明を3rdセメスターまで待ってくれるだけ相当緩いのです。基本的には入試の時点でクリアすべき語学問題。

 

今回初めて語学学校を挟まずにストレートにネイティブ環境に入りました。他の言語は事前に数ヶ月語学学校に通いました。その時は何より「ネイティブ環境」を探し求めていました。語学学校でゆっくり、ネイティブ以外と話している状況を脱したいと。でも今回思いました。語学学校での、その拙い会話の時間は無駄じゃないんだなぁと。理解できる語彙の数が同等な人と話すのはそんなに緊張しません。少ない単語数でも、思いを伝え合える、会話になる。それを繰り返して新しい言語や音を口に出すことに抵抗がなくなっていくんだなぁと。言われればシンプルな過程です。まさに子供がそう。

 

逆に今は私の周りの友達や先生が少ない単語数とシンプルな文法で私に話しかけようと苦労しています。有難い。

 

そんなこんなで、ドイツ語はまだビギナーもビギナー。

 

ぐちぐち言っても仕方がないので格変化もRの発音も「そのうち慣れる」と言う友達の言葉を信じるのみです。それに、B2であろうがC1であろうが「テスト」だけではペラペラにはなれない。Geilをナチュラルに言えるまで道のりは長いです。Geilは永遠に私のものになる気はしませんが。笑

 

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アトリエの床に鳥を発見。ただの生地の端切れが、鳥みたい。

ぐちぐちブログをこんな写真で濁してみる。