牛丼美容院。ウィーンで髪の毛アレコレ。

美容院問題に今日終止符を打ってきました!ウィーンで美容院デビューです!

 

どうでもいいことを詳細に書くのがどうも好きなようです。時系列で、私の可哀想な髪の毛のお話を。先にお伝えしておくと、オススメ美容院情報は最後まで読んでいただいても出てきません。ごめんなさい。

 

そもそも、海外生活前は髪の毛をひたすら伸ばします。今回も例に漏れずロングにパーマとお手入れ簡単で出国。秋から冬は問題なし。おろして、帽子かぶって楽でした。ところが4月頃から暖かくなり、アトリエが灼熱タイムへ。朝からヘアアレンジしてアップにしないと作業に集中できなくなりました…忙しいのにめんどくさい!

 

理由が女子力ゼロですが、髪を切ることを思いつく。もう30代なので女子力なんて私は関係ないかと。童顔ですが、大人になって女子って言われるのは抵抗があります。「若さ」や「可愛さ」を押し付けられると、オエッてなります。まぁ、童顔なのであんまり説得力ありませんが。笑

 

話はそれましたが、そうなったらまずは情報収集です。クラスの子達にウィーンの美容院事情を聞いてみることに。だいたい相場は30〜40ユーロくらいの所へ通っていることが判明。誰もが「紹介しようか?電話する?」とオススメしてくれたのですが、彼らの絹糸のような細くて柔らかい髪の毛と私の剛毛直毛な髪の毛では切る技術が違いそうなことは明白。すく技術とかいらないよね、みたいな。かといってカナダで日本人の美容師さんに切ってもらって「なんじゃこりゃ」となったことが若干トラウマとなっている…。カナダはワーホリで来ている日本人美容師さんが沢山います。でも日本のどの美容院でもいいかって言ったら、そうじゃない。それと一緒で、それだけでは、にわかには信じられない…そもそもウィーンって日本人の美容師さんがいるかすら不明…。

 

 

どうしたもんか…もやもや。しかし切りたい!

というわけで切ってみよう!とロングから20センチのセルフカットに果敢にチャレンジ。結果は左右バラバラ、後ろはガタガタとひどい有様。でも超絶チープなストレス発散方法であることは間違いないです…。実はハタチの頃、セルフカットしていた時期があります。その時は結構大丈夫だったのに。腕が落ちました。もう2度とやらないと心に誓うほどの酷さ。これが3週間前です。

 

とりあえずぼさっとしたガタガタヘアをアレンジで誤魔化してアトリエへ。友達が切ってあげるよ!と名乗りをあげてくれましたが、ふと考える。4年間、髪の毛で苦労するのつらい。今までの1年未満とわけが違う…馴染みの美容院を見つけたい!

 

今度は似たような髪質の友達を中心に情報収集。すると韓国人の友達が自分の馴染みの美容院を紹介してくれることに。早速予約の電話をしてみる。これが2週間前。

 

さて、髪を切ったのは今日。つまり予約が一杯で2週間待ちでした。どんだけ人気店なんだ〜と思ったのですが、営業時間が短い様子で、多分美容師さん一人の個人経営。確かなことは不明です。なぜならホームページもなければ、完全予約制。というわけで、ここに情報を載せられないのです。

 

2週間待ちに待ち、今日意気揚々と出掛けてきました。

カット時間30分で終了。「カットだけで」と予約したら、シャンプー無しでした。霧吹きで髪を濡らしてじゃんじゃんカット。8ヶ月で蓄えた毛量もすきバサミでどんどん軽くなる。最後にドライヤーと本人が息を吹きかけ終了。お値段22ユーロ。見せた写真とだいぶ違いますが、確かに綺麗には整いました。

 

名付けて牛丼的美容院。安い、早い、まぁうまい。

 

日本に帰りたい理由第2位に君臨する美容院問題。私はこの5年間ずっと同じ方にお世話になってきました。恋しい。おしゃれで上手なあの人が恋しい!上手なシャンプーと、ツボを得たヘア提案が恋しい!お任せできちゃう、あのセンスと技術が恋しい!

 

もうヘアカタログを眺めることはせず、牛丼美容院で清潔さを保っていきたいと思います。でも結構満足しています。清潔さ一番大事!美容師さんには全く話しかけられなかったけれど、笑顔が素敵で素朴な雰囲気の良い人でした。リピーターになりそうです。

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何はともあれ、灼熱アトリエ仕様。作業もじゃんじゃん進めたいところです。