友人の訪墺とウィーンの夏、フィルムフェスティバル。

祝日いかがお過ごしですか?日本はお盆、そして終戦の日ですね。

オーストリアは聖母被昇天祭です。

 

先週の日曜の夜からイギリス短期留学中の日本人のお友達がわざわざウィーンまで会いに来てくれました!嬉しい、幸せ。

 

語学学校がある、ギリギリな私の状態を察してくれて学校後に合流スタイルで2日間ウィーン散策してきました。もうすぐ1年なのに、ウィーン散策ほとんどしていないので一緒にウロウロするのとっても楽しかったです。大学の友達に教えてもらっていた地元の美味しいカフェやレストランへ行ったり。王道の観光地へ行ったり。

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こんなのとか。

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10ヶ月目にして初めてちゃんと食べたこいつとか。

 

友達や先生と行ったことのあるレストランでしたが、なぜか食べ損ねていたんです。美味しかった〜!久しぶりのお肉で心配でしたが全く問題ありませんでした。やっぱりエセベジタリアンでした、私。笑

日本人の口に合うか心配でしたが、しっかり完食。私は久しぶりにレストランご飯で豪華な気分。こんな時は財布の紐も緩みます。

 

王道、でも初めてシェーンブルン宮殿の中にも入りました。

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サマーコンサートに行ったことがありましたが、その時は庭園だけ。しかも人の波だったので、こんなに広々とした優雅な宮殿のイメージはありませんでした。ベルサイユよりもこっちの方が私は好きです。当時のアナナスモチーフの絹の壁紙や木製の複雑な床が素敵でした。Sisiの婚礼時のブルーの調度品の、気品溢れる瑠璃色、いい色でした。

 

2日目の夜はRathausplatz(市庁舎広場)で開催中のフィルムフェスティバルへ夕食と夕涼みを兼ねて行ってきました。ウィーンの夏の夜は涼しくて気持ちがいいので、オープンエアーのイベントが目白押しです。野外映画会場が至る所に現れ、入場無料な場合が多いので夏の観光にオススメです!

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写真がボケボケですみません。この日はレイチャールズのライブが上映されていました。言葉がわからなくても、音楽は楽しめるので友人も楽しんでくれたようです。何より雰囲気が日本にはない感じで喜んでもらえたかなぁ?

オペラ、ダンス、クラシックにエンターテイメント、キッズ向けの上映もあり日替わりでプログラムが組まれています。今週末は見たいプログラムがあるのでまた一人で行こうと思います!音も想像より良かったので、これも今から楽しみです。

filmfestival-rathausplatz.at

 

広場にはフードコートも出現。昨日は祝日前夜で人も多かったのですが、平日の日中は閑散としています。

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レストランに入りづらい、何が食べたいかわからない時にはここでランチもいいかもしれません。屋台なので、何作ってるか見えるし。アジアンからイタリアン、オーストリア料理にデザートのクレープやアイス、ビールスタンドとバラエティ豊か。ドイツ語のメニューが読めなくても「これ何?」って指差しで注文できる気がします。私たちも目の前を通り過ぎる美味しそうなメニューに「これなんて名前の料理ですか?」と聞いてゲットしました。これまた久々シーフード。鉄板焼き屋台をGalaxieが出店していました。カラマリとっても美味でした!

restaurant-galaxie.at

 

映画が終わると市庁舎のライトアップも点灯。

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相変わらず美しいです。一年中何かしらイベントをしている市庁舎広場、今夏のフィルムフェスティバルは9月2日までです。

 

今回の訪墺ではウィーン在住の日本人の友人にもとってもお世話になりました。ありがとうございました。本当に。ペコリ。

私たちのウィーンライフを目をキラキラさせて聞いてくれた彼女。この先ヨーロッパに長期滞在を計画中でとてもアクティブパーソンです。彼女の未来の話、今の東京での生活やイギリスでの短期留学の話をたっぷり2日間おしゃべりして、こちらまで元気を貰いました。有言実行な分、不安もあるという話を聞いていて、少しだけカナダにいた頃の自分を重ねてしまいました。私の方は格段に無鉄砲ですが。笑

 

成長するほど見える景色が増えて、出会うことも変わる。日々アップデートして生きていく生き方は時に日本社会からは「コロコロ変わる人」とネガティブに評価されがちです。ただ、私はそれでいいと思っています。全てが成功するわけでも、ましてや人生は成果報酬のためにあるとは思っていません。自分の日本での今までも否定しない。ただ正直に「今と日々」を重ねるしか出来ないので、今と1年後はまた考えも変わるのだと思います。

 

二人とも後悔のない毎日を生きようね、そうしよう。どこになるかわからないけれど、次の再会を楽しみにしようと笑いあって空港で別れました。