スパルタ語学学校パート3を断念。

ブログに新しくトラブルタグが追加される起源となった、前回の引っ越し散々編。ご心配おかけしたみなさま、そして優しい泣いちゃうコメントくださったみなさまありがとうございました。無事、パーソナルスペースは清潔を確保。快適になってきました。

 

さて、7月から2ヶ月通っていたスパルタ語学学校。8月の開始時にクラスが合わないということを書きました。結局8月はこのクラスでのストレスが大きくなってしまいました。

 

8月の先生は説明がほとんど無い状態でひたすらテキストを進めるスタイル。理解できないと訴えても、取り合ってもらえず、結局家で自習して理解するという日々でした。これじゃあ独学と変わらないし、むしろ大量の宿題を消化して1日が終了。テストの勉強まで手が回りませんでした。クラスの半分は私と同じ状態でチンプンカンプン。

 

結局1ヶ月で何が伸びたのか実感もなく、余裕の無い状態で辛かった。

 

ゆえに今日から始まるスパルタ語学学校のB2.2の授業を取るのかひたすら悩んでいました。結局答えも出ないまま9月の初日。どうしたもんか…とりあえず早朝用事があったので大学へ行きました。用事が終わってオフィスの扉を開けて外に出ようとしたら、なんと同じスタジオの6年生が立っていた!なんたる偶然!熱烈ハグ!

 

 

彼は夏セメスターはウィーンに居ませんでした。ドイツのハンブルグに仕事のため滞在。今日は日帰りで急遽ウィーンに大学の書類を取りに来たとのこと。彼もこの偶然に心底びっくり。二人で大喜び。

 

実は数日前から、私は彼に今の状況について相談しよう、落ち着いたら連絡しようと思っていました。私のスタジオにはEU市民ではない学生は私と彼だけ、さらには語学証明の試験を受けた経験があるのも彼だけ。クラスの誰に聞いても、経験談もなく不安で押し潰されそう…そんな時に!神様ありがとう〜!

 

彼は語学証明のために1セメスター休んだ話、試験は3回も受けたこと、そしてビザ申請で残高証明に引っかかった場合の奨学金の話…とにかく今不安になっていたことをいろいろアドバイスしてくれました。語学学校についても、彼からプライベートレッスンに集中したほうがいい、誰か紹介できるか電話してみると背中を押されて9月は語学学校に通うのを辞めることに決めました。

 

もちろん他にもドイツ語が母国語ではない子は沢山います。ですが彼らは中学、高校でドイツ語を義務教育の中で勉強していて、その成績証明書でパスして入学しています。最近になって、ようやくスタジオの子たちがネイティブばりにドイツ語上手い謎が解けました。みんな子供の頃から勉強していたというわけです。大人になって、ましてや入学してからの私とは歴が雲泥の差です。

 

彼と話て少し気持ちが落ち着き、また10月の再会を約束して別れました。

その足で図書館へ行き、独学に必要な本をピックアップ。不安は未だに大きく、結局合格できるまで無くならないとだろうと思いますが、出来ることから着実にやっていこうと思います。8月のチンプンカンプンも取り戻さなければ!

 

というわけでスパルタ語学学校とはアンハッピーエンドとなりました。