数日のグダグダぶりを反省して、今日は本屋に(今更)ドイツ語の文法書を買いに行ってきました。そして、あっシャーペンの芯がなくなるから買おう〜と文具売り場に立ち寄りました。0.5mmのシャーペンの芯が1.25ユーロ、約160円。まぁ、そんなもんか〜と思ってよ〜く見ると、内容量が12本!すくなっ!
写真に撮ればよかった…くらいにはインパクトありました。
よくある日本のシャーペンの芯と同じケースに入っています。でも中身がスッカスカで、本当に12本、数えられます。ちなみに日本のものは大抵40本とか入ってます。3個パックで300円くらいです。久しくシャーペンを使っておらず、鉛筆かボールペンだったんですね。で、日本から持ってきたものは40本入ってましたから結構もっていた。日本の100円均一の経営努力よ…。
ウィーン生活1年2ヶ月。
ここで私の「どうでもいいけどカルチャーショック」編をお届けしたいと思います。
- シャーペンの芯が高いくせにスッカラカン。
- ノートや本、とにかく紙が高い。油断するとダサいノートに3ユーロとかザラ。
- ちなみに画材は全般割高、低クオリティー、種類も少ない。
- なぜかカーボン紙が売っていない(困っている)。
- とりあえず、ステッドラー。
- 列にならないスーパーのレジなどないに等しいが、レジの人が急ぐことはない
- が、レジが遅い!と怒る人もそんなにいない。ただ「もう一つのレジ開けて〜bitte〜」となるだけ。
- 加工品をめっちゃ食べるか、Bioしか食べないか。食の系統が結構極端。
- ベジタリアンが多い(私の周辺調査)。
- とりあえず、コーヒーの摂取量が多い。15歳でも豆からひく。
- 18歳ともなると、酒もタバコもお手の物。
- 喫煙者が多い、反ナチス的女性の喫煙者も多い。
- カフェの店員の愛想は抜群(私の行きつけ調べ)。
- とりあえず、クリスマスは本気。
- 親の脛は高校までしかかじらない。自立が早い(私の周辺調査)。
- 仲良くなるとハグは強め。
- 仲良くなるとハグにキスが付いてくる。チュッチュ。
- 本当にチューしてくるわけじゃなくて、いい感じに唇を鳴らす(難しい)。
- でもたまにチューしてくる人もいる(難しい)。
- アメリカがほんのり好きじゃない。
- ウィーンで英語が通じないことの方がまれ、でも意図して英語を拒絶されることはある(ちなみにWGKK)。
- 週末深夜のサブウェイはティーンで溢れている(日本なら補導)。
- 公共交通機関はとてもよく設計されていて便利だが、しれっと遅延する。なんなら時間より早く来ることもある。もはや遅延という概念があるのかすら謎。
- 映画館の座席の間隔が広い。足を伸ばしても前の座席に当たらないことすらある(私の場合)。でも前の人の座高が高くて字幕が見えないこともある。致命的。
- ジャガイモ1キロ、130円でゲットできる。
- ホームパーティーが好き。
- おやつはフルーツ。りんごかバナナがカバンから出てくる(私も)。
- 中国語と韓国語と日本語の区別は難しい様子。
- 本物の寿司が食べたいという無理難題が度々。でもすでにそこは中国系寿司屋。カリフォルニアロールも美味しいから好きだ、と安心させる日本人。
- 席は譲るもの、気持ちよく譲られるもの。
- 携帯代が安い。15ユーロ。なんなら10ユーロもある。
- ワインは200円くらいから1ボトル買えるけれど、ウィーン子以外曰くワインが高いそう。ベルリンはもっと安いらしい。物価に文句がないのはスイス人。
- 新商品なんてそうそう見ない。
- でも、行きつけ、御用達が好きだよねヨーロピアンはさ。とも思う。
- 新商品は少ないけれど、チョコレートの種類が多い。パラダイス。
- 食中毒に対する意識がけっこう低い。夏は気をつけて!
- 暖房代は気にするけど、水道代は気にしない。
- 水道水が美味しい。
- 家族の時間あっての仕事。でも残業もある。
- ただ在ウィーンの就労している外国人は口を揃えてオーストリア人と仕事をするのは大変との意見で私をビビらせてくる。
- 図書館とスーパーと病院(行ったことないけど)ぐらいしか犬が入れない場所が思いつかない、くらいには犬は大抵どこでも一緒。
- 冬場は外が天然冷蔵庫。
- 街中に音楽関連の専門店が多い。
…どうでもいいこと、となるとじゃんじゃん出てきますね。だからどうした?みたいなことだらけで、大して生活に支障はありません。
今日だって、アトリエ帰りに韓国人の友達の家で美味しいご飯、ご馳走になりましたし。魚をオーブンで焼いてたけど。笑
図書館の前のワンコも、慣れたものです。
彼はたとえ図書館の中だろうと静かであろうよ。
いきなり階段に放置されて美味しく仕上がる、オーストリア料理。
そして最後に、前の家のご近所のお散歩コース。バイオリン工房があって、夜通るとよくバイオリン技師と演奏者が試し弾きしている光景に遭遇。ウィーン感…!
そしてただの文法書を買いに行って、本屋で長蛇の列に巻き込まれて、あぁ…クリスマス、あぁクリスマスとなりました。これが私のウィーンのカルチャーショック(小)。