そういえばドイツ語どうなった Part 3.

期末で追い込まれてます。大学生はもう少し時間があると思ってたよ…あぁ…

 

アトリエは灼熱すぎて、日中は作業に集中できないので自宅で文献を読み漁っています。来週1週間、イタリアへ研修旅行に行かなくてはいけないため(…研修旅行多すぎじゃない?ねぇ?)、筆記試験やレポート系の提出が1週間繰り上がってしまい、窒息寸前な感じでギリギリです。どのくらいかというと、夕方6時までワンピースを表うら逆に着ていたことに気がつかないくらいには、色々とおざなりです。先週の試験の結果が旅行中に出るの、恐怖でしかない。

 

そんな毎日です。そんな感じで追われていたら、10月でウィーン在住3年目に突入することに気がつきました。その前に、自戒も込めて自分の語学能力を客観視してみようと思います。そういえばドイツ語どうなったPart3です。

 

 

 何を隠そう、B2試験に最後に玉砕したのは2月です。それから反省してもう一度B1からコースを取り直しています。そう、昨年追い出された、あのB1コースです。

 

kiikiii.hatenablog.com

 同じ先生です。そして、今回コースを受講して、とてもいい先生だったということが判明しました。大学にレポートとかしなくて本当に良かった。改めて妊婦さんの大変さを思い知りました。妊娠中って、もちろん全てが、毎日が、ではないけれど、相当な負担があるんだな。人の印象がこんなにも変わる程度には、色々あるのでしょう。妊婦さん、マジで労ってあげて欲しい。(お前がな)

 

話がそれましたが、同じ先生の元、B1はもう自分には難しくはないのだという自信が少しつきました。1年前の夏に語学学校でB1コースを受講した時は、あんなに辛かったのに。そう、亀より遅いペースですが、ゆーーーーーっくりと私も成長していたようです。良かった。笑

 

最近もう一つ、それを実感することがあります。

英語じゃなくて、ドイツ語で言い直されることが当たり前になったこと。

 

もちろん私の周りには英語しか話せない、話したくない学生もいます。私からすればどちらも第二外国語に変わりはないし、英語の方が気が楽だという気持ちも100%共感できるところがあるので、モウマンタイ!英語力、私も落としたくないし。

 

で、ネイティヴがそんな子に英語で話した流れから、私にも英語で話しかけてくることがあるのですが「いやいや、お前ドイツ語わかるやん」っていう一人ノリツッコミの後にドイツ語オンリーになる。という流れを天丼のように目の前で繰り広げる友人が増えました。ちょっと、おもろい。2年目、遅咲きですが、やっとYOUドイツ語が理解できるよね!認定がされたようで嬉しいです。パチパチ!まぁ、期待ほど理解できないことも多々ありますが。笑

 

でも、授業を聞いていて「あ〜いい表現だなぁ」とドイツ語でも感じるようになりました。主任教授のボキャブラリーが素晴らしすぎることにも実感が出てきました。

ドイツ語の字幕でオペラを観たり出来るようになりました。

公共のアナウンスやメール、手続きがドイツ語でしんどいな、と言う気持ちもほとんど感じなくなりました。

あと、今まではクラスメイトのドイツ語が全部同じに聞こえていたのですが、C1レベルの子とネイティブの違いも感じるようになりました。今はC1レベルの子のドイツ語の方が聞きやすいけど、ネイティブの子の表現の方が分かりやすいことがあります。何より、今更ながら3年目以上の学生がみんなC1保持者という事実を最近知って、ちょっとめまいもしました。でもそりゃ、そのくらいないとついていけない…もちろん英語もCレベル。すごい…。

 

と、ポジティブなことを10個くらい並べても、必ず1個はネガティブなことでオチがつく。そんな感じの状態です。

 

とはいえ。なんでも亀のようなペースのわたしですから、最初の一年、全てを英語でこなしていたことを思えば、まぁいいんじゃないだろうか。

人と比べれば果てしなく反省ばかり、もっとがんばれよって感じですが。自己評価でいえば、そもそも何だってノロマなタイプだから。前に進んでるだけマシです。

 

目下、課題はライティングとスピーキングです。

ボキャブラリーが少なすぎます。特に専門分野の文献や本ばかり読んでいるので、日常のボキャブラリーが壊滅的です。洗浄機と洗濯機の単語の違いを最近知りました。笑

 

今わたしに必要なのは、国語ドリルのようなドイツ語ドリル。同じ漢字を何回も繰り返し書いて覚えた、あの過程をドイツ語でもやらなければなぁと思っています。手書きでちゃんと書けないと、試験にも受からないし。大学の講義のノートもスペルミスだらけで、人に見せられたもんじゃないです。

 

あと、未だに密かな悩みはハンドライティングがちゃんと読めないことです。

あのネイティヴがシャラシャラ〜って書いたメモ渡されても、半分くらいしか読めない。あの文字の書き方が習いたい。中学生の時に筆記体の練習した時は「かっこいい〜」ぐらいにしか思ってませんでしたが、まさか実用性のある学びだったなんて。何より、わたしの手書き文字を見て、みんなにびっくりされるのちょっと恥ずかしい。そして最近はそれがアジア人の書き方だと学んだ彼らは、そんな手書きを見ると私に「日本人じゃない?」と聞いてくる。そこまで珍しいのか、衝撃。

 

そんなわけで、はっきりとした能力証明書を勝ち取るべく、夏も懲りずに語学コースに通います。並行してインターンも始まるので、去年の夏よりは一人で落ち込んだりせずにいいバランスでやっていけたらと思っています。何より、一度ちゃんとB2に受かって、安心して一時帰国してリフレッシュしたい。そして3年目を晴れやかな気持ちで迎えたいです。

 

亀なりに、頑張ります。