昨日までの、私のチープサマー。

帰省からウィーンに戻った友達に「全然日焼けしてないじゃん!夏だよ!」と言われて、これでも腕とか焼けたけど…と返してみたら「それヴェネチアで焼けただけでしょ!」と、ぐうの音も出ませんでした。夏休みってなんだっけ?笑

 

相変わらず、ドイツ語の勉強と10月のパフォーマンスのリハーサル、バイト、という日々を送っています。確かにずっと室内に篭っています。

 

でも自分なりに夏を楽しんでいるつもりです。チープな夏を。

 

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チープなウィーンの夏、お気に入りのアイスサロンのキャラメルソルト味。

今年の夏から通い始めた、とってもオススメのアイスサロンSCHELATO。ウィーン市内に3箇所あります。特にこのキャラメルソルト味がオススメです。甘すぎず、柔らかい味わいでやみつき。甘かったか、ちょっとしょっぱかったか、なんだか印象もトロトロ、さじ加減が、うん。ここまで!を守っていて、何度も思い出しちゃう。そんな1スクープ、1,9ユーロ。一人でふらふらと食べたり、友達と散歩がてら食べに行ったり。何月まで食べれるかなぁ。シーズン終了で閉まる前にこのキャラメルソルト味をポーションで買うと決めています。ニヤニヤしちゃう。

 

 

チープなウィーンの夏、フリーシェルフからゲットした本。

ウィーン市内に点在している、このoffenerと書かれた本棚。リサイクルされた本を無料で貰って帰ることができます。私は前を通るといつも中を覗いていて、というのも古典ものや古い辞書や辞典がよく出ているから。私、古い辞典がすごい好きなんですよね。その当時のもてはやされた最新科学なるページを眺めるのが特に好きです。人の想像力の塊、そして未来から眺めるパラレル感がたまらない。他にもオペラのリブレットを最近ゲットしました!オペラのリブレットや哲学系の出版年が変わっても内容は一緒よねってやつを見つけると嬉しい。違いは表紙とあとがきぐらいじゃないか、みたいな。まさかの翻訳家違いの同書を見つけても興奮。あとはコラージュの素材になるような本もよく手にしています。お金出して本屋で買わない、もしくはお金出しても見つからない、そしてそもそも自分のテリトリーになかったものを発掘する楽しみがあります。

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で、最近の発掘。吉本ばなな著書、アムリタ、ドイツ語版。

吉本ばななさん、初めてをドイツ語で読むっていう。原作を読んだことがなくても理解できるぐらいのドイツ語だったので、パラパラと立ち読みして持ち帰ることに。まだ前半部分ですが、辞書を引かずともなんとな〜く読み進められてます。内容解読とか関係なくするゆるい読書が楽しい。

 

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と、ここまで書いて日を跨いだらウィーンは急に涼しくなりました。

もはやアイスサロンをオススメしたところで…という感じですが、珍しく写真付きで書いたので(ブログのために写真を撮った自分を褒めたい)このままアップしようと思います。時期外れですいません!

明日からいよいよドイツ語は最後の追い込み、そして、教授に呼び出されているのでしばらくアトリエにも通います。なんでこんな時期に、なんでインターン開始一年前なのに!とちょっと嘆き節もありつつ、でも声をかけてもらえることは心底有難い以外のなにものでもないし、彼女とのミーティングは「そういえばこれを勉強しに来たんだった」感を私にもたらしてくれるので。張り切って今週も頑張りたいと思います!

 

それにしても、あっという間の夏だったなぁ。

来年こそは夏休み取れますように。えっそれは自分次第。