ウィーン生活が始まりました。所感。忙しくても残したい。

どんな人がこのブログを読んでくれているのか、正直よくわかりません。

自分の徒然日記を公開しているだけなので、カナダのこと知りたいのに!全然デンマークじゃないじゃない!というご指摘がいつかあるんじゃないかと。でも仕方ない。

今はウィーンに住んでいるのです!!

 

ウィーンは秋、涼しくて外を歩くととても気持ちがいいです。

 

本当はいろいろと整理して、順を追って書きたいのですが、

今回は気持ちに引っ張られて「グダグダ」と書こうと思います。

いつも通りです。笑

 

10月にウィーン入りし、月曜日から大学が始まりました。

まだ到着から4日しか経っていませんが、新しい言語の中で、かつその言語が拙いと1日の流れが恐ろしくゆっくりになります。1つ1つが新鮮で吸収率が圧倒的に上がるので、まるで子供のようです。子供の1日は長いんだろうな、1日に学ぶこと、刺激が多いから頭の整理のために昼寝が必要な気持ちを身をもって経験しています。夕方家に着くと頭がオーバーヒート、完全に頭痛と知恵熱でクタクタです。

 

今日は単位履修についての説明が朝ありました。

私の専攻はマイスタークラス制と言って、合格を出してくれた教授の元で4年間みっちりと学びます。卒業まで最短で8セメスター、5年まではEUの生徒は学費もほぼ無料で在籍が可能です。私の卒業学位はマスターに相当するのですが、ディプロマというヨーロッパ独自の教育システムを採用しており、4年で院卒まで突っ走ります。単位数もBAとMAを足したのと同等。通常は5年のところをおよそ1.5倍のペースで進みます。

 

留学前、ヨーロッパの大学がどのくらい忙しいのかが急に心配になり、グーグル先生に聞いてみたものの、もちろんそんなことをわざわざ書いている人もおらず。

 

今日、朝の履修の説明を聞いて確信しました。

 

とても忙しい!

何なら、単位を取るためにインターンも必要なのですが、下手したらこれは夏休みにインターンに出るしかなさそうです。そのぐらいつめつめです。

そもそも入学初日から主専攻のセメスターテーマの導入が始まったところで、覚悟するべきでした。もう朝10時から夕方18時までみっちりです。

しかも制作の方向性について決めなければいけない初期段階なので3時間議論、みたいな毎日です。議論の仕方はデンマークなんかよりアグレッシブです。

日本の美大がどんなものなのか、卒業していないので比べるつもりはないので、主観で「忙しい」と言うことですが。。。

 

すでに始まって3日、読まねばならない本が大量にあり全然寝られません。

30代にはこの徹夜は堪えます。笑

しかもドイツ語(当たり前)なので理解度も心もとない。辞書がなければさっぱりです。むしろ詩的で美しい文章=辞書にない単語だらけ、半端じゃない。

 

まだ3日なのに!やばい!

 

区役所にも行きたいし、銀行も開かなきゃいけないし、何ならキッチン用品がないから毎晩トマトときゅうりとパンとハムしか食べてない。

 

チョコラBBに頼りっぱなしです。もうすでに口内炎だらけ、年には勝てない。笑

 

それでもみんな毎日きっちり読み切り、堂々と意見を述べている。

私はドイツ語がダメダメすぎて、まだ全く議論には入れていません。

私の専攻でドイツ語が話せないのは私だけです。

なぜ、こんな状態で合格をくれたのかわかりませんが、グダグダ言ってられない!

やるしかない、ドイツ語。

 

というわけで、本当は大学のドイツ語コースにも通いたいのですが、いかんせん専攻の授業が18時まで詰まっているので、私の大学のコースには通えません。仕方がないので学費がかかる、他の大学が開いている夜間のドイツ語コースに通います。

 

これはデンマーク時代の反省です。

制作がメインになってくると、課題の出来である程度言語がカバーされてきてしまいます。するとそこにあぐらをかいて、語学の勉強をサボります。

結果、私のデンマーク語は初級で止まってしまいました。

 

今回は3rdセメスターまでにドイツ語の中級証明が必要というのはもちろん、アカデミックに学んでいるわけなので、絶対に語学も習得したい。

なので週に1回、夜はドイツ語に通い、何とか今年中に議論に参加できるところまで行きたいです。いや、そもそも1ヶ月後に中間プレゼンテーションがあるので、それまでに少しでも!という気持ちです。

 

あ〜日本語書いてちょっとすっきり。

そろそろ、今日のテキストに向かいます。しばらくは週末もお勉強ですが、それでも再来週には授業の一環でみんなでオペラを見に行きます!学生は何と10ユーロ。

 

さすがウィーン、この恩恵にあやかりたいと思います。