やっと金曜日!TGIF!
今日もクタクタで、でも金曜日だから!と外食してきちゃいました。食べたのチャイニーズだけど、美味しかった。最後の授業でパワー全て吸い取られて、黙々とどでかいご飯を友人と平らげ、お腹ぱんぱん。お米はいいなぁ。生き返りました。夜出歩く余裕もなかったので、比べようもありませんが、セントラルの目抜通りは人がいっぱい。ライトアップが綺麗だったなぁ〜
さてとりあえず、今週の記録。
日記は三日坊主だけど、今経験していることを言葉にするのは大切だと思うから。
月曜日
大学初日。
11時に新入生と専攻の教師陣と教授とのミーティング。入試で会ってともに合格したメンバーとは久しぶりの再開。元気だった〜と話しながら席に着くと、他に4名知らない顔が。2名はヨーロッパの他の大学からの交換留学生で2名は同じ大学の他の専攻からのエクスチェンジ。私たち入試通過の正規入学6名と冬セメスターはプラス4名で合計10名が新顔です。教授と密に接することができる贅沢な環境です。
14時からは2年生も加わって簡単な顔合わせと冬セメスターの主専攻のテーマ発表。来年初演、教授が舞台美術と衣装を担当するオペラを私たちもプロジェクトとして1、2年全員が個別のプランに取り組みます。すでに学期前にメールで初稿から第4稿まで台本が配られていて、まさに進行中。来年の新作なので、内容は伏せますが、無事封切りされたらぜひ現地に見に行きたいなぁ〜。このミーティングが18時まで。
20時からはウェルカムパーティー、でも私は引っ越しがあるので欠席。
火曜日
初稿台本の読み合わせから内容についての議論。
今回のプロジェクトの概要と芸術チーム、音楽家との今までのコミュニケーションや教授陣の事前リサーチ、フィールドワークについての共有がありました。
水曜日
午前:履修についての説明
午後:第2稿と3稿の読み合わせから作曲家、脚本家、演出家のそれぞれの見解資料も読み合わせし、議論。これまた3時間越え。
木曜日
午前:学識の授業
午後:第4稿の読み合わせと、原題の読み合わせ、もはや通常運転、議論3時間。
金曜日
午前:学識の授業
午後:テクニックの授業のイントロダクションでそれぞれのポートフォリを見たいと先生からリクエストがあり、4時間!何と4時間かかって、それでも時間が足りなくて最後は早足。全員の作品にこれでもかと向き合いコメントしてくれる。彼も先生だけれど、もちろん現役のテクニシャン、いろいろと舞台芸術の現状について問題定義していたのが印象的でした。
総括
体力ありすぎるよ!!!!
議論、議論、議論、、、、、
1コマが平均3時間から4時間。いやむしろ来週からは6時間通しのコマもたくさんある。8時間の日もあるし、最後の終わりが21時の日もある、、、。
興味深いし、勉強になるし、素晴らしい環境であることは間違いない。ただ、もう毎日クタクタで帰宅して、さらに明日のためにまた自分でいろいろやって、、、
多分、言葉がわからないから疲労も1、5倍くらいになっているとはいえ、アカデミックであるとはなんたるか、という感じです。
でも本当に、みんな優しいのです。先生も最初の5分と最後の5分は英語で話してフォローしてくれたり。議論が白熱してみんなの使う言葉が複雑になってくると、周りに座ってる人が「説明しようか?」って声かけてくれたり。同級生が朝や夜にドイツ語理解できてる?大丈夫って?てそれはもう、みんなとにかく優しい。
別にネイティブじゃないのは私だけじゃないのです。
教授が現役で活躍していること、講師陣も全員現役とあってヨーロッパ中から生徒が集まっていて、3分の1はドイツ語が母国語ではない人たち。みんな勉強して習得したドイツ語で堂々と議論を渡り合ってる。正直、私が話せないのは私の勉強不足でしかないので、先生が英語で気を使って話し始めるともう本当に申し訳ない気持ちになります。
でも、誰も責めない。誰も私のそういう状況をジャッジしてこない。
一人一人がとにかく自立している、そして余裕があり、大人。
19歳や20歳の同級生が最年少だけれど、考えていることも振る舞いもとても素敵です。私はあのくらいの年頃はただの子供だったし、今だってそう。
どうしたらあんなに、なんと言うか自立した人間になれるのか。
そしてそういう人しかいない環境というのは初めてです。教授の好みなのか?
アトリエにいる彼らは教授や先生を含めて毎日とにかく笑顔。そういう優しさに溢れているし、それは外に出てもそう。銀行でも、区役所でも。みんな笑顔で会話してる。
まだ新鮮だから。言葉がわからないから汚い部分が見えない時期。そこを考慮したとしても。この1週間は幸せだな、と思う瞬間が何度もありました。
とにかく心地よく、素敵な見習いたいと思う人たちに毎日出会い生活しています。