のだめカンタービレに共感する日が。作品作りばかりしていると友達ができない。

日曜日の夜。

ウィーンに来て3度目の週末。

 

よく思い出してみると、週末に友達と会ったのは1度だけ。しかもほんの2時間程度、画材屋を教えてもらった帰りにお茶しただけ。

 

今週末も、結局お誕生日パーティーには体調が優れず、フラット近くまで行ったものの、美しいヨーロピアンたちにやっぱりなんだか場違いな気がしていまい、帰ることにした。全然たいしたことないのだけど。ネガティブすぎて自分でも笑える。そういえば、この「パーティー誘われたけどどうしよう」問題は実は私の人生にずっとつきまとっている気がします。思い返せば中学生くらいから、やれ文化祭の打ち上げだ、体育祭の打ち上げだ、と誘われる催しにはできれば参加したくないくらいでした。

それなりに友達もいたし、別に行ったところで嫌な思いをしたこともないのですが。

そんな私にお金を握らせ、行って来いといつも追い出していた母を思い出す。あまりにもそういう集団の会に乗り気じゃない私を心配していたようです。笑

 

でも年の功なのか、なんだかそれでもいいか、と言う気になってきてしまいました。

人見知りもしないし、初対面の人と話すのは大好きです。

東京で一人暮らしをしていた時は近所にお気に入りのバーを見つけては週に2回くらい通い、そこでしか会わない、名前も曖昧な人たちと世間話をするが好きでした。自分のことを知らない人と会うのは結構楽しい。

でも、まぁお酒を飲んで、会話よりも雰囲気を楽しむ会というのがおそらく苦手なんだと思います。思い返せばデンマークの時はちょっと無理して参加してたけど、結局最後の方にはもういいかなと思って顔だけ出してすぐ帰ってた。最終的に仲良くなったのは同じようにパーティーやっててもお構い無しに映画に誘ってくるような子たちでした。そして先生。

 

少人数の集まりは、割と積極的にいくのですが。

 

結局、顔を出さなかった私に、唯一参加したクラスメイトからYou should come!とメールが来る。

 

クラスからは他に誰も来てないよ!

 

主催者の子はドイツ人で、仲良しの友達もほとんど一緒にウィーンの大学に進学していて、友達のコミュニティはすでにある子なのです。だからパーティーは大盛況みたいでした。そこは全然心配ない。

ただクラスからは誰も来てない。。

 

そしてむか〜し読んだ「のだめカンタービレ」を思い出した私。

クラシックの世界で生きていくのに「友達とも会わずにず〜っと練習、練習、練習。それも何百年前の人が作った曲を。今の流行りもわからずに、これがずっと続いていくなんて私には耐えられない。」みたいなセリフを思い出しました。

 

私もこのまま週末まで作品作りばかりに精を出して、さらにパーティーにも顔を出さないでいると、ウィーンには友達が出来ないかもしれません。

 

そういえばカナダの時も英語の勉強以外何もせず、全然友達が出来なかった。

 

元来さみしがり屋なのに。

これはいけない気がする。

でも制作には集中できる。

でも、4年は住むんだし、、、友達。

 

パーティーについては置いといて、友達を作る努力は必要だと反省した週末。

どっちにしても1日も早くドイツ語覚えなきゃ。

結局ドイツ語覚えるまで、友達はできない気がします。笑

 

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家の前はドナウ川(小さい方)

できれば、来年には友達をお家に招待して夕食を共にするくらいの楽しみがあるといいなぁ。どちらにしても、日本の大切な人たちとの交流が今の私の支えです。