本日は祝日。万聖節(Allerheiligen)。
wikipedia先生曰く、6割がカトリック 教徒のオーストリア。今日、明日は日本で言うところのお盆のような位置づけです(ざっくり)。
明日も「死者の日」だそうで、関係あるかわかりませんが、授業はありません。
入学以来初めて見たunterrichtsfreiの文字。
1週間、パリのカンファレンスで講義をしていた教授が月曜日帰ってきたと思ったら
今週は月、火しかいられないとのこと。その変わり、来週は1週間アトリエにいるし、パリでの講義を私たちにもしてくれるそう!やった!
2日しか会ってませんが、月曜日は例に漏れず朝から晩まで。そう!朝ごはんをアトリエでみんなで食べました。いつもクラスごとはチューター?先生のアシスタント的な生徒が在籍生徒全員に一斉でメールしてくれます。講義を含んでるfilmナイトなども含めて、時間がある時は卒業間近の生徒がくることもあります。先生のお友達がくることもあります。月曜日も教授とお仕事をしているフランス人がフラッと一緒にパリからやってきた。なんてアットホームなんだ。笑
写真撮ればよかったな、と言うくらいおしゃれなご飯が並んでました。朝ごはんだけど10時から12時くらいまで食べながらおしゃべり。生徒1名と教授が簡単なプレゼンをしてくれて、まだ朝なので元気に聞くことができました。
元気に聞くことはできるけれど、そんなすぐ分かるわけないドイツ語。
でもそんな時の強い見方は辞書。I♡辞書。
というわけで、前置きが長くなりましたが、今使っているドイツ語辞書3種類です。
稼働率No.1
アクセル独和・和独辞典
私はiphoneアプリとして購入して使用しています。
オススメポイント
①リスニングで聞き取った音を頼りに入力。スペルが間違っていても前方一致で
それらしい候補をたくさん出してくれる。
②頻出単語は音声付き
③不規則変化系の動詞は変化形がリンクされている
④変化形↔︎基本形の行き来が楽チン
⑤格変化が詳しく載ってる単語あり
⑥熟語、用例からも検索できる
⑦アプリなのでいつでも使える
⑧履歴が残る
⑨ブックマークもつけられる
ざざっとこんな感じです。初心者にはありがたい機能が満載。
日本で電子辞書を買うか悩んだのですが、電子辞書は3万円くらいするし、使い慣れてないのでこのアプリにしました。アプリで8千円近いのはちょっと高く感じますが、私はこれにして大正解。もともと英語の辞書もウィズダム英和・和英辞典を使っていました。このアプリもカナダで大活躍。今もドイツ語ー英語で引いて英語単語がさらにわからないときはこのアプリを使ってます。直感的な使い方が一緒なので、慣れてるのもあります。
授業中に特にリスニングしながらわからない単語を引くことが多いです。
その場で解決すれば、次の会話が少し分かるようになります。友達と話してて、英語ですら単語がわからない時(そもそも私の英語力はたいしたことない。笑)はもう、このアプリで引いてしまいます。その場で解決!強い見方!
友達に教えてもらったweb辞書
dict.cc
まだ使い始めて数週間なので、使いこなせてないのですが…。
オススメポイント
①名詞に強い
②英単語の候補をたくさん出してくれる
③インターネット環境さえあれば無料で使える
こちらクラスメイトに教えてもらいました。私がドイツ語の名詞って…
つなげすぎだよー!
辞書に載ってないよー!
オリジナルすぎるよー!
と嘆いていたところ教えてくれました。
虫の名前まで出てくるので、結構いろんな単語が引っかかります。最初に紹介したアプリの辞書で分解して1つずつ調べ、つなげてこういうことかな〜と翻訳していた私。おそらくもう少しドイツ語が分かるようになれば、イメージでこういうことか、となるんでしょうが。いかんせん語彙が少ない現在、オリジナルでどんどんつなげられて名詞化された単語は強敵です。そんな時の強い見方!そして無料!
日本語に訳しても英語に訳してもピンとこない
dtv Wörterbuch der deutschen Sprache
先の2つをもってしてもまだピンとこない。そんな時はもうドイツ語で引くしかあるまい。ということでこちら。リンクは現在販売されているものですが、私が使っているのは1994年に出たバージョン。実は日本で10日だけお世話になったドイツ語教室でお会いした方がご親切にプレゼントしてくださったのです。もともと同じのを2冊お持ちで、1冊新品のまま使っていないし、初心者にオススメだからと。
この辞書を引いたところで、今の私はまたわからない単語に出会うばかり。
ただ、どどんっとその説明文を英語に訳すと割とすっきり理解できたりします。これがちゃんと使えるようになるのは1年後くらいだろうか…でもありがたくお世話になっています。ドイツ語の先生もお墨付きの1冊。
ちなみに最後に持ってきたけど、全然使ってない辞書が1冊。
アポロン独和辞典
理由は2つ
①アプリで事足りてしまう
②紙なので重い、持ち歩かない
ただ、アプリよりも説明が細かく出ている単語もあります。アプリでピンとこない時、さらに自宅の場合は試しに引いて見ることがあります。独和辞典は売ってないだろうなぁ〜と思って出国前に買ってきたのですが、果たしてこれからレギュラーに昇格するのか。しばらくはそっと本棚にしまおうと思います。
時々、インターネットもない時代に留学したり、海外で働いていた人、嫁いだ人のことを思い浮かべるとどれだけ苦労されたんだろうと思うことがあります。しかも30代の私の記憶の中にはインターネットのない時代が自分の記憶としてあるわけで。昔、と言うほど昔でもない。便利でない分の、素敵なこともたくさんあっただろうけど、やっぱり今の私なんかじゃ及ばないほどのメンタルがないとやっていけなかっただろうな〜と思うわけです。
また長々と書いてしまいました。気分転換終了!さて、課題に戻ります!