【カナダ回想録】私が通ったハミルトンの語学学校について書いてみる

ぐーてんあーべん、、、金曜日。金曜日だけど、アトリエ。アトリエライフ。

ウィーンを楽しんでいない今のうちに、書いておきたいカナダ回想録。

 

私が住んでいたトロント近郊「Hamilton」についての簡単なお話はこちら。

 

kiikiii.hatenablog.com

 ワーホリの準備。

まずは住む町を決めるところから始まりますが、それと同時に大抵の方が語学学校に行こうと考えるのではないかと思います。

 

私はハミルトンに住みながら2つの語学学校に通いました。

まず、はじめに。私はこの2校とも、とても相性が良かったので、いい思い出しかありません。先生方にも本当に良くしていただきました。出会った人たちも優しい人ばかりで、選んだことに何一つ後悔はありません。

ですが、私のケースから離れて、今回はオススメポイントとそうじゃないこともちゃんと書こうと思います。学校選びは千差万別。一番大切なのは自分に合うかどうかだと思います。一番いいのは、現地でトライアルレッスンを受けてから決められた方がいいと思います。自分のレベルと、学校が提供してくるコースが必ずしもフィットするわけではないと思うので。

 

 

さて前置きが長くなりましたが、私がハミルトン到着からお世話になっていた学校は

「メトロポリタンカレッジ」という個人経営の語学学校です。

Metropolitan College

 

名前にカレッジとありますが、いわゆるカレッジではなく、語学学校です。

私は個人的にこの学校に日本からメールを送って、アポイントを取りました。

事前の入学金などもなく、どのくらい通うのかも自由。渡航前にお金は一切かかっていません。ですが、部屋を探しているということも一緒にメールしたら、たまたま知り合いのお家でルームレントで空きがでたから、と紹介してくれました。

メトロのオススメポイント

・学費が安い

私が通っていた時はフルタイムで1ヶ月800ユーロ。授業は朝10時から14時まで、月曜ー金曜毎日あります。

・フルタイムとパートタイムが選べる

生徒の中にはママさんたちもいました。子供のお世話があるのでフルタイムでは通えません。なので午前中だけ通っているパートタイムの人もいました。

・テキスト代などが一切ない

これは良くも悪くも、ですが、テキスト代などの別途費用はかかりませんでした。純粋に授業料だけで受けられます。

・自由参加のアクティビティもある

ナイアガラへ連れて行ってくれたり、トレッキングに行ったり。小さい町なりにイベントはあるので、そういうところへ頻繁に連れて行ってくれました。生徒が少なかった時なので、より機会が多かったのかな、とも思いますが、基本的には新しい生徒が入ってくるタイミングやカナダの行事に合わせていろいろ考えてくれました。

・フレンドリーな雰囲気

私が在籍していた時は、生徒がとても少ない年でした。さらにクラスメイトはママさんが多く、授業が終わればすぐ帰ってしまいます。学校のあと、遊ぶ友達を作るのが難しかった代わりに、先生が相手をしてくれました。笑

金曜日はだいたい授業のあとに先生4人と私と、もう一人メキシコ人の男の子でパブへ行ってビールを飲んでいました。今思うと、ネイティブ、しかも先生と会話をする時間がとても多かったのは非常にいい勉強だったと思います。何より、気さくに接してくれたので、プライベートな話まで気兼ねなくできました。カナダの文化もたくさん教えてもらいました。最後の授業の日には、校長先生と奥様がわざわざ私をレストランに連れて行ってくれてランチをご馳走してくれました。寂しさを感じないように、とても良くしてくれました。

・相談しやすい環境だった

私はIELTSを受ける必要があり、英語の勉強をしていました。IELTSのコースを探していると先生にぽろっと行ったところ、エキストラでコースを開講してくれました。お値段も週2回、1回2時間で2ヶ月800ユーロ。

 

メトロポリタンのこんな人は合わないかもポイント

・クラス分が少ない

もう1年以上前なので、今はわかりませんが、私がいた時はビギナークラスとその他、というくくりでした。1クラスの人数は6人前後なので、会話をするチャンスはありますがレベル分けがざっくりしています。

・中級前後の人は物足りない可能性がある

ビギナ〜から日常会話とちょっとしたテキストが読める、くらいのレベルまでがこの学校でクリアできるラインなんじゃないかな、と思います。私がいた時は生徒が少なかったので、今生徒が増えて中級クラスができていれば、そのレベルにあったことをしているかも知れません!自分のレベルがすでにわかっている場合は事前に問い合わせた方がいいかも知れません。

・きちんとしたカリキュラムはない

良くいえばフレキシブル、悪く言えばカリキュラムがない。特に入学時期などを制限していないので毎週生徒が入ってくる可能性があります。そういった理由からか、例えばまずは動詞、今週は名詞、過去形に、現在完了、といった具合に進むわけではありません。変な話、1ヶ月通おうが、1年通おうが自分でリクエストでもしない限り文法をコンプリートすることはできないと思います。ただ、決まりはないので、私冠詞がわからない!とリクエストすると授業で教えてくれます。ただ、どうもビギナークラスを見ている先生で一人、順番に教えている人もいたようです。ただ学校としてそういうカリキュラムはないと思います(だからテキスト代がない)

・本気で英語をものにするなら、ここだけでは難しい

私は結局、ライティングのスキルを伸ばすためにトロントの学校へも通いました。リクエストすればおそらくライティングの授業もやってくれると思いますが、基本的には宿題やテストがないので、自分で管理していく必要があります。ただ通っているだけではおそらく日常会話止まりです。でも正直ワーホリの1年なら、それで十分かも知れませんが。

・日本人の学生が必ずいる

これは人によりますが、この学校を紹介している日本人の方がいるので、学校には割と常に日本人の学生がいます。特にビギナークラスに多いです。そして小さい学校なので、話さない、というのは現実的ではないかも知れません。

 

総括すると、

・ワーホリの1年を楽しくするために英語をちょっと勉強したい

・プレッシャーを感じずに勉強したい

・あまり語学学校にお金をかけたくない

・日本人がいてもウェルカム

 

という人にオススメの学校かも知れません。

 

最初に書いたように、先生も人、学ぶ生徒も人。

相性がありますので、自分の目で確かめるのが一番だと思います。