話している内容はわかるけど、ニュアンスが汲み取れない問題。

いよいよクリスマスもすぐそこまで。

先日行った本屋さんでもアドベントキャンドル(本物)が3本チリチリと燃えているのを見て、緊張感あるな!クリスマス!と勝手に思いました。本屋にキャンドル。ドキドキしませんか?

心配性なんです、私。

 

現実世界へ戻り、アトリエへふらり。

ホリデーで旅行中の子が多いので予想通り静かです。

ただ、ホリデー中でも飛び交うグループメール。私のクラスでは入学前から専攻の本学生全員の宛先が入ったグループメールが存在します。入学前は先生発信の次のセメスター課題やスケジュールについてのお知らせが回っていました。大学のオンラインでも学籍番号でメールアドレスが割り振られていますが、基本的に誰も見ないのでプライベートのPCメールでやり取りです。

日本ではスマホユーザーばかり。連絡ごとはLINEに集約されていました。今はクラスにガラケー保持者がいます。だからなのか、テキストの添付が多いからなのか、大学ごとはメールでのやり取りが主流です。

友達同士でも、連絡はショートメール。事情はなんとなく、カナダと一緒です。

 

 

話はそれますが、私はblackberryの携帯が好きでして…カナダでもスマホじゃなくてblackberry買うか悩んだほど。でも安くない、土地勘がないのでグーグルマップが必要、とスマホを購入しました。ここウィーンでもblackberryが売っていて、やっぱりスマホより、いいな〜と思ってしまいます。クラスのガラケー保持者もblackberry。親が使わなくなったものを譲ってもらったそうです。先生にもガラケー使ってる人をちらほら見ます。

 

いつの間にかグーグルマップなしには海外生活ができなくなってしまいました。今は語学の辞書もアプリを使ってるし、スマホ頼りです。でもよく考えたら、デンマーク時代はスマホ持ってなかったのになぁ。

 

大幅に話がそれましたが、休み中もグループメールは頻繁に回ってくるのです。

ある日のメール文に、私の名前が。

どうも、来年のオープンキャンバスで行う展覧会について教授と相談していた子のメールが転送されてきたようです。「リマインド:まずはじめにKikiの話していたアイディアを全体で練って、取り入れたものにして」と書かれていました。他の子も、そうね!と返事が。

 

はて、困った。飛び交うメールで、私のアイディアについてアウトプットする方向で話が進んでいる様子。でも、これ「私は何を期待されてるの?」

 

最近、2ヶ月前にはわからなかったことが少しずつわかるようになってきました。

メールもちょっと単語を調べれば読めます。

「文」として「言葉」としては頭が捉えられるようになってきたのかもしれません。

 

ただ、その中に含まれるニュアンスがわからないことがあります。

何か期待されてるのかな?

それは結局ネガティブなの?ポジティブなの?

結論として?それとも途中経過なのかな?

聞いてもいいのかな?考えを述べろって感じかな?

 

そしてそれを聞くのが一番難しいなぁと思う今日この頃です。

メールで「で、私何すればいいのかなぁ?」って聞けばいいのかも知れませんが、そもそも私の出番なわけ?私の理解あってるよねぇ?と不安でいっぱい。

さらに「この聞き方で大丈夫?話の流れにあってる?」と心配事はつきません。

 

結局、その話題の発信者とはアトリエで会えるとわかっていたので、アトリエで本人を捕まえて話の発端を聞くことにしました。彼女は私がドイツ語がわからなかったと思ってくれて「わからないことがあったら、メールに割って入って分からないって言っていいのに〜!」と。「そうだよね〜。」なんて適当に返事しちゃった。

 

いや〜内容はわかるのよ。でも分からなのよ〜

 

頭で言葉を理解しても、心に温度を持って落ちてくるにはまだ時間がかかりそうです。

 

ぼんやりとそんなことを考えながら帰宅した昨日。

そして今朝、起きて驚いたことがあります。初めての経験。

英語で夢を見た

ここまでくるのに約1年半。夢の私の英語は現実通り下手くそでしたが。笑

来年の今頃にはドイツ語で夢を見てるでしょうか。

 

どうかな。全く想像できませんが。笑

 

母国語だってもちろんエスパーみたいに全て汲み取れないしな。 

日本語や英語のように見て聞いて、言葉ではなく「感情」として「理解」できるようになるまで、あとどのくらいだろう〜

 

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