ランチ事情。

今日、ふとインスタグラムで#ウィーンと検索してみて自分の日常とのギャップに驚きました。なんてエレガントな街なんだウィーン。そんな街をりんご丸かじりしながらリュック背負っている私って…。最近では観光客に間違われることも少なくなりました。さすがにそろそろ美容院くらいは行こうと思います。でもその前に友達に切ってもらうっていうのも検討中。エレガントさの欠片もありません。笑

 

そんな雑多な日常を送る私ですが、私以上に周りの友人のランチ事情は雑多です。

先日、スタジオのみんなでmuseum guggingに行ったときのこと。帰りのバスを待っていたとき、隣で友人がなにやらごそごそ。「遅めのランチ食べるわ〜」と取り出したのはオーストリアのテーブルパン、ハンドカイザーとオイルサーディンの缶詰

これと。

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これですね。

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オイルサーディーンはイワシのオイル漬け缶詰め。これをオープンして、ポケットから小型ナイフを取り出し、ぶっさしてモグモグ。パンをちぎっては缶のオイルに浸してモグモグ。明るい爽やかな笑顔で私にも「食べる〜?」とオススメしてくれました。

 

 

この光景に「なるほど!」となった私。というのも、普段行く近所のスーパーはある大学の研究施設のすぐお隣。朝、通学中に立ち寄り私もパンを買ったりするのですが、レジ待ちで、前後の若者がこの組み合わせでお会計するのをよく目撃。こちらのスーパーのレジではベルトコンベアに自分が購入するものを全てのせるので、前後の人の購入品をつい見てしまうんです。この2点買いがちょっと不思議だったのですが、ランチに最適な様子です。でも魚くさいので、室内では嫌がられるかもしれません。かといってバス停でも、どうかとは思いますが。笑

 

大抵は家から残り物や、キッチンがあるので適当に野菜を持参してその場で作るスタイルのスタジオメンバー。お弁当箱という概念は皆無なのはもちろん、タッパーに入れるという発想も薄め。何に入れてくるかというと、瓶です!瓶!重いだろうよ。

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こういうやつです。これにパスタやヨーグルトとフルーツをぎゅうぎゅうに詰めて持参。オシャレなつもりなど全くなく、使い終わった瓶を洗って使用。ラベルもそのままだったりします。でもヨーグルト、グラノーラ、フルーツのギュウギュウ詰めは見ていて美味しそうなので私も真似しようと思うくらい。

 

ちなみにスーパーのお惣菜はどんな感じかというと、3ユーロくらいで大きいサンドイッチや出来合いのスープ、サラダなどがあります。変わり種といえば、こんなのとか。

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お米がパサパサなので、あまり美味しくないです。名前はSUSHI TOKYO。江戸前寿司の直訳でしょうか。TOKYOとはおしゃれブランドなのでしょうか。

 

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爽やかウォーター3ユーロ!高級。こんな感じでフルーツの皮とミントを入れたお水も、友人たちは自作してでっかい瓶に詰めて持参してきます。重いだろうよ…。

 

アトリエ周辺にはテイクアウトができるカフェやレストランも沢山あります。タイカレーから餃子、スープにおにぎりまで。ただやっぱり働いていないと高級品。日常的には手が出ません。

 

季節が変わるとランチ事情も変化しそうなので、また何か発見があれば面白いな〜と思いながら日々彼らと食事しています。