Isolation Day1 and 2. How to enjoy yourself.

睡眠の大切さに気づかされた、ソフト隔離生活2日目の朝。

いかに自分が今まで常時寝不足で生きていたかを思い知りました。こんなに頭がすっきりして体が軽いなんて…。いつ以来だろうか…!そして思いの外、ホッとしている自分がいます。もし今、わたしが感染していたとしても、誰にも会わないし、誰も訪ねてこない、誰にも呼び出されない。コロナが発覚してから、自分が意外と緊張して生活していたんだなぁと感じました。まぁまだ2日目なので、元気なだけかもしれません。笑

 

ウィーンに缶詰中のクラスメイトたちから、今朝メールがきました。

郵便は動いているから手紙書きたい!と。文通の提案です。正直紙幣からの感染にまで敏感なご時世なので、もしかしたら不謹慎かもしれませんが、どうにも社会から遮断される不安が拭えないのだと思います。郵便が届いたらアルコールスプレーしてから触ろうぜとか、じゃあ防水素材でお手製レターにするわ、とのんびりした会話を繰り広げながらお互いの生存を確認しています。

 

わたしはここぞとばかりに、ニンニク料理を作ってワインをガブ飲みし、職をしばらく失ったのでネイルをしました。当分レストランでの洗い物も無いので…。そして昨日書いていた本を読み始めました。詩人なだけあって、比喩が多くて1ページ読んではわからない単語を引くを繰り返しながら楽しんでいます。友達からMUBIという映画が見れるサイトを教えてもらい、ベットに入って映画鑑賞して終了。

 

こうして淡々と過ごしていると、外出禁止なことをちょっと忘れます。

今朝はドイツにいる友達とおしゃべり。彼の務める劇場もリハーサルから公演まで全部中止になったので、今まで一日中劇場に缶詰だったのに急にぽっかり時間が空いた〜と久しぶりに長電話。

 

今日はあまり天気が良くありませんが、少しだけ散歩には行こうと思います。

 

実は弟が先日まで日本に婚姻のために滞在していました。こんな時期でどうするのか、という話になったようですが相手側のご両親も快く迎え入れてくれたよう。日本人との結婚なので早ければ娘を秋には異国へ呼び寄せてしまうわけで、きちんとした手順をふみたかったみたいなので一安心。ただ昨日オーストラリア(ややこしい)に帰国して(もはや日本は訪問先)、買い物も禁止の自宅隔離になったようです。検査を受けたのかまではわかりませんが、日本からの入国者に対する措置のようです。もともと出国前に会社にもその可能性を相談していて、まぁそうなったらリモートで自宅作業ということで承諾をもらっての日本訪問でした。自宅に友人が食事などを届けてはくれるようですし、パニックには一切なっていないよう。彼はもう9年同じ土地に暮らしていて市民権も持っているので、医療費の心配はないし。隔離になろうとコミュニティに属しているので気にかけてもらえるのですが…わたしのソフト隔離とは状況違うので…。

気の毒ですが仕方ない…。頑張れよ〜!!

 

 

ヨーロッパに在住のみなさん、なんだか慌ただしく家に押し込められてしまった感じですが、お変わりなくお元気でありますように。