カルチャーショック、ウィーン編。第二弾。

ここ最近、ちょっとつき刺す系のことばかり書いてきたのにもかかわらず、読んでくださった皆様ありがとうございます。ご意見いろいろあるかと思いますが、何しろ目にとめて下さったことに、ただ感謝している次第です。私の弟も金曜日は、はるかオーストラリア(ややこしい)でデモに参加していました。

 

そういえば、秋にはウィーン生活4年目が見えているのですが。以前書いたカルチャーショックの続編なるものをちょっと書いてみようと思いまして。

第一弾はこちら。もう2年前ですね。 

kiikiii.hatenablog.com

 

ウィーン生活3年目。

ここで私の「どうでもいいけどカルチャーショック第二弾」をお届けしたいと思います。

 

  • レストランで店員さんを呼ぶ時は結構空気を読む
  • すいませ〜んと関係なく声かけるのは日本人に限るので結構びっくりする
  • チップを払えない状況を恥ずかしいと感じる人が多い
  • 最終的に何でも契約書が出てくるのに、最初の口約束も簡単に信用しがち
  • 遅刻する連絡は、すでに遅刻してからやってくる
  • 愚痴という概念が薄いので、口にした不満には解決策がやってくる
  • ので、うっかりそんなに悩んでいないことは口にしないように気をつけている
  • 引っ越しは手伝い、手伝ってもらうもの
  • 誕生日にレストランに行くと誕生日の人が奢る傾向がある(時たま)
  • 誕生日会とは自分で開き招くもの
  • 夏は外に永遠と座っていられる
  • 路上に椅子とテーブルがあれば、それをガーデンテラスと呼ぶ
  • ガーデンテラスの横は道路である
  • これが不思議と落ち着くので謎である
  • でも時々、本当のガーデンテラスを想像している人に、ここは路上じゃないかと怒られるので困る。
  • タイムスケジュールなどあってないもの
  • なので念密な計画など水の泡となる覚悟でするものだ
  • 日本料理を精進料理と勘違いしベジタリアン食だと主張されて戸惑う
  • 白い塊を食べていると、それは何?と質問される(おにぎり、お餅、大根)
  • フルーツ味のジュースを水で割りがちなのに100%bioが好き
  • 何かを独り占めするのに大いなる抵抗がある様子
  • なのでたとえドーナツ一つでも人数分に割ろうとする
  • 断ると真剣な顔で「本当に?」と聞かれて「本当に?」と聞きたくなる
  • 家にこもってやることはパンを焼くこと(ロックダウン中に発覚)
  • 知的な女性は声が低いというパブリックイメージがある
  • ゆえに平均して落ち着いた声で話す女性が多い
  • がしかし、so süß~の時だけワントーン上がる
  • 子供も奥さんもSchatzと呼ばれがち
  • 家族が揃った時は誰がSchatzを勝ち取るのか興味深くて聞き耳を立ててしまう
  • 大抵奥様(パートナー)がSchatzを勝ち取る
  • オーストリア人のオヤジギャクはクリスチャンギャクも絡んで難解
  • 未だにギャグ線がわからずに曖昧に笑って済まそうとしがち(私の話)
  • オーストリア人が食事前に言うMahlzeit が気に入らない様子のドイツ人
  • 特にミュンヘン出身者には軒並み評判が悪いMahlzeit
  • なので、オーストリア人にはMahlzeit 、ドイツ人にはGuten Appetitと使い分けて気を使うランチタイム
  • krassをよく耳にするけど、自分で使う勇気はない
  • 最初の頃に教わったスラングも、長くなると逆に使わない(ニュアンスがわかるようになった笑)
  • 自転車の所有率が高くて、みんなで集まると放課後の小学生みたいになる
  • 箱ティッシュが生活圏から姿を消す
  • ティッシュとは、洗っても破けないほどのバリ堅を意味する
  • もちろん1日くらいなら余裕で使い回す(コロナ以前)
  • 風邪を引いたら、とにかくお茶を飲む
  • お茶と生姜に対する信頼がハンパではない
  • イカやレンコンなど食感強めに驚きがち(そしてうまく食べられない)
  • プロセッコやらセクトやらゲシュプリッツァーやら炭酸なワインが好き
  • 絵文字の使用率一番は:)だと思う(私の周辺調べ)
  • 家でコーヒーを入れる時はマキネッタ
  • 冬場のお風呂は2日に1回
  • クーラーがないので夏は水シャワーを浴びるか、ドナウに飛び込む 
  • プールが好き(公共のプールが多い)
  • 人の体型にはコメントしないが、髪型と服装を褒めるのが好き
  • 身長の高い男性はここでもモテる
  • でもチビな日本人の私には高すぎて若干不便なので共感しづらい
  • 映画館の座席にドリンクフォルダーなどない
  • ぴっくりする広さの映画館が存在する(もはやコンサート)
  • 劇場は日常の延長なので、普段着でそのまま学校帰りに直行
  • だがしかし、ボトムと靴だけは気をつける
  • そしてクラシックの場合だけトップスにも気をつける
  • でも基本的にラフな格好でリュックを背負って行っても浮かない
  • deine Kikiとかliebe kikiとか名前の前には気持ちをプラス(メール本文)
  • たまに日本語を書くと、書き順が多くてちょっとめんどくさく感じるようになる
  • そして字が汚くなる。悲しい。
  • 水はマイボトルに入れた水道水。ペットボトルの水は旅行でしか買わない
  • 油断すると水道水がキンキンで冷たくてびっくりする
  • カルキがすごいのでグラスは定期的に漂白している
  • 夏にブラをしていない人を見ても驚かなくなる
  • 購入品が一つしかないような人が後ろに並んでいたら、レジでは順番を譲る
  • なんでもタッパーで保存、サランラップはもう1年以上購入していない
  • 未だにウィーンのドイツ語を完璧に聞き取るのは大変
  • オーストリア人は語尾でゲ?ってよく言っていて気になる
  • そこでもはやオーストリア人かドイツ人か判断できそうな気さえする

前回より、さらに細くてどうでもいいことが増えました。笑

 

ここ2週間、雨続きだったウィーンですが、今日は快晴です。外に永遠と座っていられる季節になりました。これから友達の家でランチ。トラムには乗らず、徒歩で散歩がてら消毒液持参で行ってきます。

Schönes Wochenende!