In Freundschaft.

久しぶりの晴間に散歩兼光合成をした週末。クリスマスも過ぎ去ったわけですが。私は前回のご報告のとおり、PCR検査を経てクリスマス会(パーティーというより会)で友達と過ごして大満足です。毎年クリスマスに感じるプレッシャーも、今年はのほほんと終わりました。

昼間に図工かのごとく飾り付けをした本物のもみの木。お値段57ユーロ。友達の家に着いた時には「でかっ」とびっくり。二人で抱えて電車で運んだそうです。

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クリスマスツリーの飾り付けなんて、子供の頃以来な上にエセアメリカンなプラスチックのツリーとしか縁がなかった私の飾り付けのセンスのなさよ。友達に色々教わりながら、おしゃべりしながら。ヨーロッパのクリスマス、お正月的伝統を感じて、改めて宗教行事ですよねと思いました。こちら、灯っているのは本物のロウソクです。

 

前菜のグリーンピースのスープからたくさん食べて飲んで、ツリーを灯してドイツ語の歌を歌いました。そして友達が手作りのレシピ本をプレゼントしてくれて、感極まる。

ちなみにチキンの丸焼きもスポンジケーキもこちらでは主流ではなく。

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ケーキの土台はマカロン生地です。オレンジとイチジクとヨーグルトのアクセントがたまらんです。貰ったレシピ本に載っていたので、いつかふと、この日を思い出して作る気がします。

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美味しくて楽しくて、あっという間でした。

コロナパンデミックで、こうやって集まって食事をするのは、今年の2月以来です。これが当たり前だったけど、こうやって集まることすら苦労するようになって初めて大切さが身にしみるよね、忘れないでおこうねという話もしました。

将来の話を沢山するようになって、みんなも私も卒業が近づいている、4年経ったんだなと帰り道でぼんやり思いました。もしかしたらこれが、みんなで祝える最後のクリスマスかもしれません。誰も口には出さなかったけど、そんな気がして、少し淋しい。でも今年は実家にも中々みんな帰省できない中、これはこれで、家族の集まりだったと思います。

30代半ばで学生生活を楽しんでるって、時々友達の子育てインスタと比べると、パラレルワールド感満載で自分が心配になることもあります。でも、多分、私の人生はこっちだから。周りがこんなに受け入れてくれているんだから、自分こそ自分を受け入れようとそんな風に思う今日この頃です。