【ドイツでインターン】クラスター追跡完了、隔離終了。ウィーンのコロナ対策現状。

天気のいいドイツからこんにちは!

着いた頃は雪が降っていましたが、昨日から春爛漫です。

 

 さて、移動に伴う隔離が明けて、陽性者が出てまた隔離、の続報です。

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先週の金曜日からとりあえずは自主隔離のお達しで、濃厚接触者から順番にPCR検査や保健所への連絡などバタバタとしていた劇場。幸い月曜日の時点で濃厚接触者からの陽性反応は出ておらず、クラスターは発生しなかった模様です。

 

私はそのあたりで、カテゴリー2に分類されていて、まぁ隔離はほぼ解かれていました。発覚から1週間、正式に隔離が解除されたので、昨日はスーパーと散歩へ行きました。太陽、最高です。

 

さて、感染症対策は万全だったものの、検査の周期に問題があった模様の今回の騒動。正直、毎日検査したって同じことは起きるのがパンデミックなのですが、それでも少なくとも歌う人がいる環境では十分ではなかったのではと演出家チームと支配人が喧嘩中という連絡が来ました。喧嘩っていうとあれなんですけど、衝突?いや、漏れ伝え聞こえるに、喧嘩。苦笑。

 

来週からリハーサルを再開するにあたって、新たなルールを設けることに。

  1. 役者、歌手を含め25人までリハ室への立ち入りが可能であり、かつその25人はリストに登録された固定の者
  2. PCRテストを、リハ室に出入りする人は同じ日に週3日、それ以外は週2回
  3. 劇場の舞台でのリハーサルが開始されれば、アシスタントを含めたチーム全員がリハーサルに参加できる

なんだか、今更感のある新ルールですが。リハ室に入れるのはチームから10名、アシスタントすら入れなくなりました。でもそのほうがいい。

 

ウィーンの劇場は控室が多くて、リハ室もここの2倍ぐらい広く、常に周りと距離をとって座ることができました。まぁ、そのリハ室、そもそも異様に広かったので、あれと同じ環境の劇場はあるまい、です。ウィーンの劇場お金持ちなんでねぇ。

 

つまり、私はアシスタント以下なのでリハ室の外で仕事をすることに。

演出の過程が見れないので、少々コミュニケーションに時間がかかりそうですが、リハ室ではPCを開けなかったので、自分の仕事自体は割とはかどるかもしれない。

なんなら、大学の課題にも追われているので、ここから10日くらいはうまいこと時間を捻出してどちらも頑張れそうです。頑張らねば。

 

そんなわけで、リハ開始の一週間ってほんとバタバタします。

でも、前回はウィーンでのテロを理由に止まったことを思い返すと、誰も重症化してないし、と私の直属のボス二人は結構楽観的です。私もそう思う。こうやって立ち止まりながら進むしかない日常をこの1年でそれなりに受け入れられるようになったのかもしれませんね。なんとか続けるっていうのが大事だし、どうにもならないときは休むのも大事。

 

自宅待機中にちょっと朗報もありました、ウィーンから。

ウィーンは5月2日まで現行のロックダウンが延長されますが19日から規制緩和をスタートする計画だとアナウンスがありました。信号が緑(日本語なら青信号)ならば。

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 やっと、いよいよレストランの再開です。長かった。つねに陰性証明が必要な様子ですが、これもワクチン接種が完了するまで。

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こちら、4月22日時点でのウィーンでのワクチン接種状況。2回目の接種が完了しているのは、まだ10%もいっていないようですが、予定通りであれば、リスクゾーンに少しずつ行き渡っているはずです。

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上記は5月2日までのワクチン接種プランです。で、下記がこちらがリスクゾーンの該当者について。もし自分もそうかも、というウィーン在住の方はご一読ください。

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私もルームメイトとワクチンの申し込みはしました。回ってくるのは夏ぐらいかな?