あと1週間でクリスマスホリデー。Wichtelnにクリスマスマーケット。

光陰矢の如し。気づけばあと1週間ちょっとでクリスマスホリデーになります。

クリスマスの予定を問いただされる問題はここウィーンでも健在です。

ちなみにカナダ編はこちら(大したことは書いてない。いつもですが。)

 

kiikiii.hatenablog.com

 

もう1ヶ月前からクリスマスどうするの?とクラスメイトほとんどに聞かれたような気がします。日本に帰らないというと驚かれます。でもどれだけ遠いのか考えれば、帰る人の方が少ないような…と私は思うのですが、それでも帰るだろうくらいにクリスマスは一大イベントなようです。ここでも。

そして日本のケンタッキーの歌を歌うと爆笑されます。鉄板ネタです。笑

 

 

そんな国に住んでれば、毎日授業がぎゅうぎゅうだろうが関係ないのです。

すでにクリスマス関連の予定が入ってきました。

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フンデルトヴァッサーに住む友達宅でブランチパーティ。ウィーンらしい休日。

今日は休日を休日らしく過ごせた!自己満足!

 

クラスメイトの友達から、「今週末我が家でブランチパーティーどう?」

と、素敵なお誘い。もちろん「YES! Ja,Jaaaaa!」

 

「じゃあうちの住所書くね。えっとフンデルトヴァッサーっていう名前なんだけどね」

「えっ?家に名前がついてるの?アパートの名前?」

「うん、そう。ここ!」

とグーグルマップを見てびっくり。

 

「え〜!ここに住んでるの?観光名所じゃん〜!」

「そうそう、ひどい時は朝から観光客のフラッシュで起きるよ。行ったことないでしょ?せっかくだからおいでよ〜パンケーキブランチ!」

 

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パルメンハウスでケーキ。リハーサル見学。そして能楽エキスパート。

9週目。あっちへ行ったりこっちへ行ったり。さすがに毎日21時終わりの授業は中々。今日は金曜日なので、例に漏れずパーティーのお誘いがありましたが、恐ろしく眠たいのでごめんなさいしてきました。

 

昼寝してくれば?って言われたけど、もう朝まで起きれないと思う。笑

 

そういえば、私、なんの専攻なのかさっぱりお話したことありませんでした。

話せば身元がバレますが。Art and Architecture Scenographyが私の専攻です。

そんなこんなで、頻繁に劇場に行っているのです。

 

今週は2週間後にプレミアを控えた演劇のリハーサルへ先生が連れて行ってくれました。彼女はベルギー人、泣く子も黙るアントワープ王立芸術アカデミーのご出身。しかもアントワープ6の、まさにそんな時代。人柄もスウィートで作風も素敵、いつもレクチャーは大人気です。

 

すでに通しリハーサル中だったのですが、この演劇、上演時間3時間半!しかもかなりアブストラクトな情景の中で繰り広げられるので、私のドイツ語では内容をキャッチするのがもう大変。でもプレミアが楽しみです。それまでに原作読まなくては。

 

リハーサル後に、ビザがおりたお祝いに友達とカフェへ!

パルメンハウスでケーキを食べました。温室なので天井も高くて素敵な空間。

今ならすぐ近くでクリスマスマーケットもあるし、旅行でいかれる方も多そうです。

Palmenhaus – Cafe Brasserie Bar

ウィーンでケーキ食べるの初めてでウキウキ。

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上からメレンゲ、クリーム、ベリーのタルト。甘すぎず美味しかったです。

友達のザッハトルテも一口もらいましたが、結構甘かったのでクリームつけたほうがいかもしれません。ザッハについてくるクリームは甘くないらしいので。

 

なんか、あっ私ウィーンっぽいことしてる、今日。と思いました。笑

 

 

そしてバタバタと気がつけば金曜日。今日は戯曲の先生が日本演劇と文学、とりわけ能について、なんと8時間のレクチャー!ドイツやフランス、ここウィーンでもとりわけドラマトゥルグのプロたちは「能」にただならぬ関心があるようです。もともと、能について翻訳された本がとても良くできていたことと、「禅」がインターナショナルな観念として広まったことが関係しているんでしょうか。

 

幸い、私もとても「能」に興味があります。日本の文化史で欠かせない大事なトピック。今日はみんなの目線から眺める「能」が新鮮で面白かったです。

 

まるで能楽エキスパートのように先生も知らないことを聞かれる私。笑

 

日本語で読んだ文献を違う言葉で説明することの大変さを再度痛感。

特に幽玄とか、もうひたすら世阿弥の言葉をストレートにトランスレーションするしか術がないのが情けなく。そして私の知識なんて本や番組からの受け売りなので薄っぺらい。次に日本へ帰った時は、能も歌舞伎も、もっと触れたいなと思いました。

 

 

そんなこんなの9週目。そろそろメイン課題に戻らないといけないので、週末はみんなアトリエに出てくるようです。気がつけば12月。ケンタッキーの歌を口ずさみながらウィーンのクリスマスも楽しみます!

 

【学生ビザ申請】残高証明再提出。私だけじゃないビザの戦いひと段落。ウィーン編。

 初雪ウィーンより。Straßenbahnに乗ったものの、線路の凍結で途中で下されました。初雪にはつきものと友達に笑い飛ばされたKikiです。

 

ご心配をおかけした皆様。

題名通り、無事学生ビザを取得しました!

 

ここまでの道のりは、こちら

 

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プレゼンの日程にだって意見する。受け身で生活するなんて損だろ精神。

あっという間に9週目。あっという間に1日が終わっていきます。

読まねばならぬ文献と見るべき映画リストがひたすら更新され、全く手を出せません。なぜなら授業で渡される資料を読解するので精一杯。語学弱者、困ったもんです。

 

12月に入って残り3週間でクリスマスホリデーです。

本来であれば来週頭に、コンセプトエッセイの提出、そして再来週に最終プレゼンを予定していました。ですがなんとこちら日程が変更されました。

 

生徒が意見して、最終プレゼン日程が変更。

 

私の学生生活始まって以来の出来事ですが、とにかく生徒が積極的に提案をします。

それは、小さいことから大きなことまで。時にはカリキュラム自体も。

 

よくよく聞くと、もともとは中間プレゼンテーションなるものは、今セメスターまで存在しなかったそうです。プレゼンはセメスター最後の1回だけ。それまで各々どんな方向性で制作しているのか知らずに進んでいたとのこと。

 

私はおそらく、社会人経験があるが上にこの流れは自然だと思っていました。現実の世界で、働いたら、他のスタッフに自分のビジョンを話すまでは基本的に孤独な戦いです。自分自身と対話しながら方向性を決める。自分で決断していく孤独とある程度戦わなければいけません。そしてある程度形が見えたところで、他の芸術チームと共有していきます。

 

なので、ぶっつけ1回のプレゼンに全てがかかっているというのは、リアリティあり。

 

ですが、他の生徒にとってみれば、せっかく同じアトリエで制作しているんだから、お互いにシェアできることはシェアしたほうがより視野が広がるじゃないか!ということのようです。

 

そして、実は先月の中間プレゼンテーション。3分の1の人がコンセプトからの練り直しをくらいました。もしくはコンセプトから第一段階への入り方にダメ出しが。

 

そんな状況、かつ本来の日程までにレクチャーが落ち着く週が1週間もないとあって

複数の生徒が日程変更を提案したというわけです。

 

それが受理されたことも驚きだけれど、その積極性にも驚きます。

まさに受け身なんて損するだけだ!言わなきゃ損だろ!精神です。

 

ただ、それにより、我々のクリスマスホリデーはなくなりました。笑

 

ホリデーあけ翌日にはプレゼンです。とはいえクリスマスは1年でも一大イベントなので2−3日は帰るようですが、丸っと帰ろうとしていた子はとほほ、です。確かに変更の提案をする前に全員への意思確認があったわけではないので、順調に進んでいる子からすれば、うーんっといったところかもしれません。

私は時間が伸びたので、英語のエッセイをドイツ語でも書いてみようと思います。

ちょっと無謀だけど。挑戦だけでも…

 

結局ホリデー中もアトリエでみんなに会うことになりそうです。

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冬は暖かいアトリエ。夏は地獄だそう。

 

 

 

英語?ドイツ語?と聞かれると答えにどもる。微々たる成長を噛み締めて。

8週目、順調にぎゅぎゅうです。

 

もうここまで授業が詰まってると、笑えてくる。今日もランチ設定0時間。

 

「今日ランチ時間ないよね…?」

「Ja…」

 

もはやお決まりの会話になってきました。とうとうクラスミーティング中に我々1年生はせっせとご飯を口に運ぶほどに。でもゆる〜いので、ボナペティーと言われるだけです。せめて15分!授業の合間が欲しいものです。笑

 

いつまで忙しいのか、わかっていることは1セメ中はこれが続くということ。ほぼアトリエで朝から晩まで座って何かしているので、ぶくぶくと太っていくのが一番気がかりです。頭だけひたすらランニングしているのでクッキーとコーヒーがやめられない。笑

 

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