私は海外生活で慣れるまでドキドキすることがあります。
食品の買い出し。※プロの買い出しじゃありません!
例えばお家にお呼ばれした時のお土産とか、クラスでみんなで何かする時の買い出し。
今セメスターは比較的機会が少ないのですが、前セメスターでは週に1、2度はアトリエでみんなで食事をしながら何か、と言う場面が多かったです。私のクラスでは一人5ユーロずつ定期的にカンパするクラス貯金箱があります。全員が参加する食事会やフィルムナイトなどで食べたり飲んだりする時は、その貯金箱から資金を調達。後はだいたい教授がぽんっと足してくれてます。
そんな時はだいたい、数人で買い出しに近所のスーパーへ行きます。
日本でも買い出しは苦手なタイプでしたが、王道お菓子やお酒の銘柄くらいはわかります。食文化もわかるので、ちょっとおつまみにコレいいよね〜くらいはわかります。
でも海外生活だと、そもそもスーパーに並んでる大概が食べたことがないもの。
数年住まないと、食べ物のボキャブラリーって増えないんですよね。単語みたいに1日に数十個一気に覚えられないですから…。冒険を恐れず、毎日ジャケ買いです。
問題は個人的にお家で食べるものは私の味覚基準でいいのですが、クラスへの買い出しとなるとそうはいきません。買っていったものが残されたら悲しいじゃないですか。試される西洋人的味覚。大げさ。笑
みんなが好きなワインのテイストわからない。
だいたい、おつまみって何食べるの?わからない。
この膨大なビールの銘柄、何が万人受けなの?わからない。
このチョコレート、私には激甘だけど、皆好きなの?わからない。
もう食べ物、わからないの歌詞が書けそうです。教育テレビで流せそう。共感ゼロでしょうけど。
そんなこなで、いつも買い出しに駆り出されるとドキドキしている私。
さらには、自分がおやつに持ってきたお菓子でさえ、友達にオススメするのにちょっと躊躇します。私的に美味しいけど…どう?みたいな。控えめ。
とはいえ半年。多少は皆と私の「美味しいの共通点」が見つかってきました。
今の所、オススメお菓子で大人気なのはDragee Keksiの塩キャラメル味(右)。
そして大抵パスタにはチーズを用意しとけば、みんな喜んで使ってくれます。このパルメジャーノは私のお気に入り。とっても安くて、塩味効いてて、ちょこっとのせるだけでパンチが出ます。他にはベジタリアンが多いのでBIO野菜やフルーツ、ドライフルーツとナッツも安心のラインナップ。冬場はBIOジンジャーとレモンとハーブティーを持って行ってお茶を作るだけでも喜ばれます。友達が教えてくれたこのお茶レシピ、冬場は喉がすぐにやられてしまうので、毎日作っていました。
ただこの塩キャラメル味は2018年の限定?っぽい。
わざわざ調べる必死さ。
予断を許しません。
ジャケ買いで味覚ボキャブラリーを増やしていかなければ!