気が付いたら、とんでもなく時間が過ぎていました。
国を移動する、ステータスが変わる。
なんだか日本から出てくるより手がかかって、タスクが多すぎて頭がパンクしそう。
8月の初めの元気な時にここに覚書をしていて良かったと思います。
気持ちが落ち込むと、それ以前のもう少し元気だったころの自分を自然と思い出すことが出来なくて。ここで以前の自分の語り口を読んで、すこし励まされました。
今まで日本から違う国に飛ぶときも最後の1ヶ月はタスクまみれでしたが、今回はその比ではありません。日本は帰る予定がある場所で、ここウィーンはおそらくもう定住する予定はなさそうな場所だというのが理由の一つかもしれません。
ただ、今、全部を綺麗に片づけていくのは難しそう。12月頃にもう一度ウィーンに来る必要がありそうです。
余りにもプレッシャーを感じる。
引っ越しってこんなに病むもの?とネットで調べたら「引っ越しうつ」というのが出てきました。タスクが多くて、かつ新しい生活に不安がある、そういう場合に私のように落ち込んじゃう人がいるようです。
今まで、日本からえいっと違う国に飛んだときは、実際にそのあと待ち構えているであろう大変さが現実的に想像できませんでした。
でも、今回はもうわかっています。
自分に足りないことや、きっと苦労すること。
また友達もいない土地で、しかも一人暮らし。一からまた始めないといけないこと。
終わりがあるようで、自分で決める必要があること。
どんなに馴染んでも、そこがゴールじゃないこと。
移動するのにこんなに苦労しているのに、移動先で苦労することも確定。
そりゃ、病むわ。苦笑。
でも、周りの人には
海外で定職に、しかも準公務員的なやつ。
給料も悪くない。
人の協力も得られてる。
冷静に考えて、落ち込むような状況じゃない。全部うまくいくよ、と言われてます。
確かに、一人で書類は揃えられたし
とりあえずの仮住まいの家も見つかりました。
ドイツ大使館の人にも、数日で最初の就労ビザ出るからと言われています。
はたから見たら、順調。
とりあえず、ただ漠然と不安。こんなに不安なのは初めて。
今日は、とりあえず荷造りもそこそこに少し制作の手を動かしました。
そしたら、なんだか心が落ち着いて。これしかないんだな。
そんなわけで、この1ヶ月、山盛りのドイツ移住タスクは、また落ち着いた時にシェアします。サイトもちょっと更新できてないし。
みなさん、どんな夏でしたか?
もうウィーンでは鈴虫が鳴いています。