【学生ビザ更新】3度目の在留許可更新、コロナ禍にて。

洗濯をして、あぁ今週は黒い服しか着なかったなぁと思い出して少し悲しくなった日曜日の朝。

一人暮らしをしている友達のところへ朝食を食べに行ってきました。何から何まで気をつければいいかわからない、ソフトロックダウン。友達にも事前に「私、毎週コロナのテストを受けていて(仕事柄)、症状がなくても陽性が出る可能性があって。その場合、一緒にご飯を食べたあなたは濃厚接触者になっちゃうけど…!」と言う謎の確認が入る生活。実際に、こういうカテゴリー1に入る接触者になると自分が陰性でも自宅隔離10日間が義務付けられます。ちなみに濃厚接触者でなくても、例えば受けた講義の学生の中にのちに陽性反応がでた人がいた場合は、もれなく全員検査を受けなければならず、この場合は大学内ではソーシャルディスタンスとマスク着用のルールが義務付けられているので濃厚接触者には当たらないのですが、いかんせん検査所がパンクしているので、結果が出るまでにだいたい5日ぐらい自宅隔離の状態で待たなければなりません。このパターンは大学で頻発していて、特にスタジオ外の講義でこれを食らっている子がすでにクラスに4人います。

でも、謝ったり、責められたりしません。当たり前ですが。だってパンデミックだから。もう信じられない一年を過ごしているね…と友達と公園を散歩しながら不思議な気持ちになりました。落ち込んでも仕方がないので、二人で公園の帰り道に、ロックダウンが終わったら行きたいレストラン巡りをして、妄想を膨らませてきました。今回も前回同様に、店内営業を禁止されているレストランやカフェ、とても厳しい状況だと思います。どうか乗り越えて欲しい…ウィーン生活の素晴らしいところの一つに、美味しいカフェとレストランは欠かせない…。この1ヶ月はお気に入りのレストランやカフェがお持ち帰りをしていたら、一回は利用したいです。潰れてしまってから嘆いても、もう遅いですもんね。常連さんが顔を出せば、お店側も客離れをあまり心配しないかも…楽観的すぎるけど…どれだけポジティブにいられるか!最近の合言葉です。

 

さて、前置きがナガーーーークなりましたが。

先月末に在留許可の更新手続きに行ってきました。コロナ禍ですので、対面での提出ではなく、更新の場合は郵便もしくはメールで書類を送ることになります。と、MA35のホームページには書いてあります。なので、余裕を持って用意して郵送しよう〜と準備していたら、10月に入って、同じ地区に住んでいる数人から「提出用のボックスがMA35にあるから、そこに直接投函した」と言う話を聞くことに。自分がドラブルになったことはないものの、不在票が入っていないことがあるなど、少々心配なウィーンの郵便システム…直接投函できるならその方がいいかな?と思い、それにしても、どこにあるんだろうと見に行きました。入り口に居た警備のお兄さんにポストの場所を教えてもらい、建物内にあるならと、ポストに出しに行くことにしました。他の友達はメールに添付して提出している人も多かったです。メールの方が証拠が残りますしね。

 

さて、用意した書類は去年の更新とほぼ一緒です。

過去の記事にしているので、こちらへどうぞ。

 

kiikiii.hatenablog.com

 

少し追加になったのが、 AMSの書類です。アルバイトを始めたので、AMSで就労の許可が降りていますよ、と言う書類と過去3ヶ月分の給料明細のコピーを提出しました。これは去年、追加書類として聞かれたものです。今年も聞かれるだろうと思いまして。

 

それから、成績証明書は、前の年のものと、在籍期間を全部含んだものを2種類出しました。これも追加書類でいろんな友達が聞かれていたので、両方用意しました。ただ大学の学生課にお願いするだけなので。

 

それ以外は去年と同じものを。パスポートはコピーだけを同封。写真は2枚、切ったものと、日付がついている部分を入れました。これは一枚でよかったかもしれない。

*追記(11/10) KSV1870の申請手続き後に、手に入る書類が以前は郵送でしたが、今年は3日後くらいに送られてくるメールに添付されたリンクからのダウンロード(14日間有効期限つき)のみでした。支払いもオンライン決済。コロナが関係しているか不明ですが、補足まで。

 

そんなわけで、手を合わせ、なんのご利益にすがったか分かりませんが、MA35の建物に設置されていたポストに投函しました。

 

それから10日ほど、いよいよ明日在留許可の期限切れますって時に、未だになんの手紙も届かずに不安にかられる。私の認識では、更新を受け付けました、と言う書類を毎年更新に行くとその場で貰え、それがある限りは、それまでの在留許可の期限が切れていても問題ない、でした。でも今は提出した証拠がありません。不安。

朝からいろいろ考えて、とりあえず、返事なんか来ないだろうけど提出したMA35にメールしてみました。建物内のポストに直接投函したけど、音沙汰がないので、もしかして届いてませんか?メールでもう一度書類送った方がいいですか?期限もう切れるんですけど?と。

 

すると驚いたことに1時間後に担当の人が返事をくれました。問い合わせの数、すごいだろうに、なんて親切。ちゃんと受理されているので、数日以内に郵送で書類届きますよ、と書かれたメールを見て一安心。とりあえず、待ってみようと思います。

毎年ドキドキする年中行事。周りに心配しすぎだと笑われても慣れないなぁ。こんな心配性でよく海外生活できるなと、毎年我ながらしみじみしています。

 

無事、更新が完了しますように!アーメン!